客はお買い得な商品の「ついでに」、どうでも良い物も買って行く
BywG_mSCYAADGb3
引用:https://pbs.twimg.com/media/BywG_mSCYAADGb3.jpg



均一価格は難しい

ダイソーなどの100円均一ショップは製造原価が100円を超える商品を置いて、わざと損をしている。

以前創業者の矢野博丈が言っていた事で、儲かる商品だけを置いたら、逆に儲からなくなるのだという。

矢野博丈は意外にも?父親が医者で裕福な家庭の出身であり、私立大学を卒業していました。
スポンサー リンク

”矢野”は奥さんの苗字で、妻の実家のハマチ養殖業を継いだがすぐ倒産させ、職を点々として移動バッタ屋を始めた。、

バッタ屋とは倒産した会社の商品を買い叩いて安く転売する商売で、それをトラックに積んで移動販売した。

矢野は一個ずつ値段をつける手間を省くため均一販売をはじめ、色々試しているうちに100円均一になった。


スーパーの駐車場とか公民館で、仕入れから陳列販売、会計まで全て一人でこなしていました。

商品によって値段を変えると、一定の原価率や利益率を確保できるので、手間は大変だが利益を出すのは楽です。

均一価格だとバラバラの原価の商品を同じ値段で売るので、利益率もバラバラになり、赤字の商品も出てきます。


矢野も他の人と同じように、100円の販売価格に合わせて低い原価の商品だけを販売したが、この方法は上手く行かなかった。

100円の販売価格に合わせて全商品を製造原価50円などにしたのでは、全て同じようなチープな商品になってしまいます。

「ここには値段以下の商品しかない」と学習した客は、もう2度と矢野の店に買いに来なくなりました。



あえて赤字の商品を置く

行き詰った矢野は商品の品質を上げ、赤字の商品も販売するようにしたところ、評判が上がり客が客を連れてくるようになった。

こうして1972年に創業した矢野商店は、スーパーダイエーに入居して繁盛していたが、ある日中内功に呼ばれ「おまえが居ると汚いから出て行け」と言われたそうです。

追い出された矢野はダイエーの近くに「ダイソー」の店舗を構えたが、追い出されたダイエーへの対抗心だったのかは分からない。


ダイソーの多くの商品は勿論100円以下で製造され、100円で販売して利益が出るようになっています。

製造原価10円の商品と110円の商品が共に100円で販売されていて、ちょっと見には分かりません。

客は110円で製造された商品を見て、300円の商品とそん色ないのに驚き、10円で製造された商品も買って行きます。


110円の商品だけ買われたら赤字なのだが、100円だから「ついでに買おう」と思い、同時にいくつも買って行きます。

5つの商品を500円で買うと、合計すれば必ず利益が出るようになっているのです。

他にも広告をしない、従業員はパートのみなど様々なノウハウがあって、高い品質の商品を100円で売って利益を出しています。

スポンサー リンク


スポンサー リンク