専門家が下がると言うと上がり、上がると言うと下がる
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引用:FX手法を探求するブログ@FXワークスhttps://fx-works.jp/cms_img/.wysiwyg,image./5010/image/



アナリストが逆神になる理由

「市場専門家」の予想で今でも忘れられないのが2011年の超円高で、「1ドル30円台は時間の問題」と某有名アナリストが解説した事でした。

100円、90円、80円と円高が進み、2011年10月31日に75円54銭の戦後最高値をつけました。

専門家達は最初「1ドル100円を割る事は絶対にない」と断言していたが、パニック状態になっていた。

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60円台は今週にも達するだろうし、今年中に50円台も有り得、30円台も想定しなくてはならないといい始めた。

歴史上、専門家が「絶対に割れない」と断言した鉄壁の防御は、「必ず割れる」事に決まっている。

2007年の7月ごろには「円キャリーで1ドル130円か140円」と予想したのに、翌月にサブプライムショックが始まりました。


専門家が「天井知らずに上がる」と言ったら大体そこが天井で反転し、「市場は完全に崩壊した」と言ったらそこが底です。

こうなる理由は人間の心理が市場を作るからで、全員が買い終わったら上昇は止まり、全員が売り終わったら下落は止まる事になっています。

為替だけではなく株や商品でも同じ事で、市場参加者全員が「上がる」と予想したときは、全員が既に買い終わったのだから自然に下がります。


逆に全員が下げ予想をしたという時には、全員が売り終えているのだから、新たな売り手がなく反転上昇します。

これが専門家が「逆神」になる理由で、相場や投資は多数者が必ず負ける、逆民主主義なのです。

現在日経平均が上がっているのは「まだ買っていない人」や「空売りしている人」が大勢居るからですが、全員が買い終わったらそこが天井になります。



2017年も専門家は神だった

2016年から17年も日本企業は不祥事続きで、特に三菱自動車と東芝は倒産危機に発展しました。

先ほどの法則を当てはめると、専門家全員が倒産すると言い出したら、そこが大底になり反転するのだが、その通り東芝も三菱自動車も株価は急上昇しました。

もし倒産報道の時に両社の株を買っていたら、両社とも大儲けだったのに、きっと「専門家」達は買わなかったでしょう。


こうなる理由も、両社の株を売りたい人全員が売ってしまったからで、後はもう買い注文で上昇するしかないのです。

ビットコインは1年で10倍になり100万円を超えましたが、まだ買いたい人全員が買い終えていないのを示しています。

これも専門家全員がビットコインを褒めちぎり、「世界通貨になるだろう」などと言ったらそこで反転します。


1年前の2016年の12月ごろ、日経平均は1万9000円台が続き、2万円を超えるかどうかで議論していました。

2万円を超えたのは安倍首相が「もりかけ問題」で辞任が取りざたされていた2017年6月で、7月後半にはまた2万円を割り込みました。

9月に解散総選挙濃厚、自民党優勢が報道されると同時に日経平均は急上昇を始め、11月には一時2万3,000円を上回りました。


すると専門家達は今度は「3万円は通過点だ」と言い出し、来年にはバブル最高値の4万円に達するという人も現われました。

ここでまたもや逆神の法則なのか、彼らが言い出したとたんに株価は下落し、現在は2万2000円台で小康状態です。

専門家が3万円や4万円を言い出したという事は、日本株を買いたい人は既にみんな買ってしまったのでしょう。


という事は専門家達が「危機」を叫びだしたら日経平均はまた上昇を始めるのかも知れません。

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