3分の1の高齢者は貯蓄ゼロ、多くの高齢者には借金もある
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引用:http://blog-imgs-114.fc2.com/m/a/k/makana762/201708102047376ad.jpg



普通の高齢者が破産するカラクリ

日本弁護士連合会と消費者問題対策委員会の調査によると、高齢者の自己破産が急激に増加しています。

2000年代にサラ金破産が社会問題になった頃は、破産者のの4割以上が30代以下で、若い人ほど多い傾向がありました。

だが2016年の調査では50代以上が48%となり、中高年の割合が若者を抜き、高齢者の方が多い傾向が現われています。

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60代以上の高齢者になると金を貸す業者は少ないはずですが、多くは老後の借金ではなく、若い頃にした借金が原因でした。

30代や40代の頃の借金が何十年も払いきれず、金利だけを支払って先送りし、60代になっても残っている人が多い。

住宅ローンは典型で最長35年間で、45歳まで可能とされているので、80歳まで返済を続けている人が居ます。


一般的には35年ローンが通るのは35歳までですが、それでも70歳まで住宅ローンを払い続ける事になります。

住宅ローンの平均融資金額は約2,500万円で、平均返済額は年110万円前後、毎月では9万円程度返済していました。

毎月9万円を延々と70歳まで払い続けるのですが、払い終える頃には住宅は寿命を迎えるので、修理や延命が必要になります。


住宅が新しいうちは修繕費は少ないが、一戸建てにしろマンションにしろ、高齢物件ほど修繕費が大きくなります。

多くの人は60代で引退するが、その後も数十年間生きていかなくてはならないので、お金が余っているわけではないでしょう。

退職金は法律上の義務ではないので出ないかも知れず、リストラや会社が無くなる可能性だってあります。



若い頃の借金が重荷になる

バブル崩壊と平成不況を乗り越えて、十分な退職金が貰えたという人の方が、少ないのではないでしょうか。

40代の時には誰でも「自分は60代でもバリバリ働ける」と考えますが、実際には60代になると身体の調子が悪くなります。

若いときにしたクレジットカードの借金がいつまでも残っていて支払い続けていたり、銀行ローンが残って居たりします。


銀行ローンは一般的に、サラ金やクレジットカードより金額が大きく、低金利で返済期間が長い。

「優しい借金」なのだが、それゆえにいつまでも払い終わらず、借金が残りやすいという性質を持っています。

気がつけば借りた金額の何倍も払ったのに、残高は全然減っていない、という事が起こります。


ちょっとずつ返済してちょっとずつ借りて毎月のやりくりをするのが習慣になっていると、20年や30年以上も借金が残ります。

若い頃はバリバリ稼いでいたので気にならなかったが、年を取ると収入が減るので、肩に食い込むように重くなってきます。

そして病気などをきっかけに収入が激減し、ある日返済不能になっていたというパターンです。


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