F-15Eから発射されるJASSM-ER、F15Jから発射するには改造が必要
JASSM-ER 2 June 2017
引用:http://www.militaryaerospace.com/content/dam/mae/online-articles/2017/06/JASSM-ER%202%20June%202017.jpg



防衛省が米国製巡航ミサイル調査

防衛省は12月5日、戦闘機に搭載するタイプの、対地攻撃用巡航ミサイルの導入を検討し、来年度予算に調査費を計上すると発表しました。

以前から巡航ミサイル導入検討は噂されていたが、どれも憶測の息を出ていませんでした。

11月には読売新聞が、国産巡航ミサイル開発を検討と報じていたが、これも検討に留まっていました。
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今回は2018年度予算に、米国製空対地巡航ミサイルの調査費用を計上することで、検討から調査へ一歩進んだ。

空対地巡航ミサイルは地上攻撃能力を持ち、尖閣諸島などに中国軍などが上陸した際に、占領を防止する役割と考えられる。

同様の目的で防衛省は数年前に、射程数百キロの弾道ミサイルの開発を始めていました。


導入が検討されているのは米国ロッキード・マーチン製で射程1,000キロの空対地ミサイルと書かれている。

該当するのは『AGM-158 JASSM-ER』だと思われ、まだ米国でも実戦投入されていません。

従来型の米国製巡航ミサイルは、イージス艦などから発射されるトマホーク (BGM-109 Tomahawk) が多用されているが、空中発射型はありません。


空中発射型の巡航ミサイルは大型で、爆撃機から発射するのを想定していて、小型の戦闘機から発射できない。

爆撃機搭載型、艦船搭載型いずれも最大射程距離2,000から3,000キロで、核弾頭も搭載可能となっています。

『AGM-158 JASSM』は最初射程距離400キロ程度だったが、1,000キロ程度に延長したのが『AGM-158 JASSM-ER』です。


主翼下のハードポイントに2発か4発を懸下する
T4SGHJE5CBDCRLC3O42SLGNGHI
引用:https://www.armytimes.com/resizer/dBsLCQrlm6gbztHd5MOgniSXYhk=/1200x0/filters:quality(100)/arc-anglerfish-arc2-prod-mco.s3.amazonaws.com/public/T4SGHJE5CBDCRLC3O42SLGNGHI.jpg



最新巡航ミサイル、AGM-158 JASSM-ERとは

全長約4m、最大約454kgの通常弾頭を搭載し、亜音速でステルス性を有しているとされています。

GPS誘導と赤外線によって、GPS妨害の対処が施されており、小型で低コストに運用できる巡航ミサイルとして開発されている。

2015年から生産が始まっていて、米空軍は短距離型の『AGM-158 JASSM』とともに合計5,400発を発注している。


JASSM-ERの米国での価格は1発132万7,000ドル(約1.5億円)で、艦船発射型トマホークの90万ドルより高い。

だがトマホークは開発後30年以上経過し量産化がすすんでいるので、JASSM-ERも将来はもっと価格が抑えられるでしょう。

アメリカでは爆弾やミサイルの殆どが高性能な誘導式になり、1発当たりのコスト上昇が問題になっています。


JASSM-ERが実戦に投入されたことは、今のところ無いと考えられます。

防衛省は米国製以外にも、ノルウェー製のステルスミサイルも検討するとしているが、これはいつもように「当て馬」に利用するだけでしょう。

導入する気がなくても、いつも欧州製兵器と比較して、結局は米国製を購入するからです。

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