米株の上昇は5つの巨大IT企業に依存している
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引用:http://hyperakio.up.n.seesaa.net/hyperakio/image/20171117-thumbnail2.jpg?d=a0




2017年の米株は空前の好景気


2017年の米株式市場は数十年に一度の、空前の好景気を謳歌し、年末の現在も史上最多値を更新し2万5000ドルを伺っています。

だがこれがバブル経済であるという証拠が少しずつ増えていて、懐疑論者から懸念が表明されています。

目立った現象として、米ダウやS&P銘柄の時価総額の多くが、一部のハイテク銘柄で占められるようになった。
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アメリカ経済は日本の3倍以上のGDPを誇っているが、日本の上場企業が3600社に対して、アメリカも約3600社で同じです。

1990年代のアメリカでは7300社もの企業があり、無数のベンチャー企業がこの中から誕生しました。

起業ブームなんてのはとっくに終了し、むしろ日本の方が起業が活発で、アメリカは企業数が減少する一方です。


新たな新興企業が登場しなくなった結果、既存ハイテク企業は独占事業になり、それぞれが巨大化しました。

アップル、グーグル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフトの5大企業はそれぞれの分野で独占的支配権を握っています。

ここで米株が史上最高値を更新しているカラクリなのだが、企業数が減少し独占企業が残ったのと関係がある。



米株はいまバブルなのか?

多くの小さな企業が競争を繰り広げるよりも、少数の巨大企業の独占状態のほうが、「平均株価」や「平均収益」は上昇します。

こうした事が米株高を支えているので、極めて底の浅いバブルだとも言われている。

S&Pやダウ指数におけるハイテク企業が占める割合は25%にも達していて、時価総額が大きい企業ほど、構成割合が増える仕組みになっている。


高値を更新している5つの巨大企業に、米株式市場は依存するようになっている。

かつては自動車産業が米株の中心で、その前は鉄道だった時代があったが、いずれもバブル崩壊で終わった。

こうした過去の経験から、少数の巨大IT企業に引っ張られる現在の景気も、バブルだと指摘する人々が居る。


米中央銀行はインフレーションを防止するため利下げに転じたが、1回0.25%と下げ幅が小さく、何の効果もあげていない。

アメリカ5大企業は「我々は優秀だから成果を出している」と、過去のあらゆるバブルの主人公達と、同じセリフを言っています。

バブルは終わってみなければ、それがバブルだったか分からないという経験則通り、今回も弾けてみて初めてバブルだったと確認できるのでしょう。

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