入金を急がせて前日になったら姿をくらませた
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成人式の「はれのひ」騒動

2018年の新年は成人式を前に、振り袖のレンタルや着付け「はれのひ」(横浜市)が夜逃げする事件で幕を明けました。

新成人や家族には散々な新年だったが、経営者は姿をくらましたまま連絡を取れない状態になっています。

成人式は1月8日だったが、前日の1月7日から従業員が出社しなくなり、成人式当日に自主営業の福岡天神店を除き全店が閉店した。

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1月6日は平常どおり営業していたが、翌日から経営者は行方不明になり、連絡が取れなくなりました。

「はれのひ」は横浜、八王子、つくば、福岡天神の4店舗があり、福岡天神店だけは1月8日も店員らが自主営業していた。

またつくば店は市の成人式が1月7日だったため、つくば市の成人式ではトラブルが表面化しませんでした。


「はれのひ」では振り袖の販売と保管、着付けを行っていて、成人式などに着る晴れ着は1年以上前に購入する人が多い。

2年後に着る晴れ着を購入して料金を支払った人も居て、おそらく「購入した」晴れ着は存在していないでしょう。

2017年に2年後の成人式の振り袖を購入した客は、使用するのが2年後なのに、すぐに全額を支払うよう要求され振り込んでいました。


こうした経緯を考えると2017年の後半には、契約を履行できないのを前提にお金を支払わせていたと見られる。

「はれのひ」は2016年9月時点で6億1000万円の負債があり、2015年から仕入れの未払いが始まっていました。

着付け会場などのホテル利用料も支払われておらず、年末に社長に支払いを求めたが、応じなかった。



大口を叩いて高級車を乗り回す社長

警察などに500件以上の被害が報告され、平均30万円以上、被害総額は1億円を上回ると推測されています。

「はれのひ」の社長は篠崎洋一郎氏で、面識がある人は、彼は自信家でやり手だが、大口をたたくところもあったと話している。

篠崎氏は最初着物関係の企業コンサルタントをしていたが、顧客になった企業の情報を生かして、自ら「はれのひ」を創業した。


自分がコンサルタントした顧客企業の近くに出店したり、顧客を奪うようなこともあり、トラブルかあったという。

支払いや家賃の滞納、従業員の給料未払いなどがあり、実態を知る人には評判は良くなかった。

だが篠崎氏は事業が軌道に乗る前から、高級車を乗り回したり派手な金遣いが目立ち、実際に経営が上手く行っていたのかは分からない。


「はれのひ」のビジネスモデルは成人式と卒業式だけで、通年を通した安定収入はなく、人件費や店舗維持費だけは通年発生します。

堅実経営が必要だが、事業拡大を急ぎ、中国進出なども進めていました。

一方で同業者には「賃料が高くて支払えない。返せる金額ではない」と破綻を仄めかしていました。


2016年ごろには経営不振に陥っていたが、ビル運営会社など取引先には「経営は順調だ」と話していました。

現在篠崎氏は国外に脱出しているとも言われ、集めた金も海外に送金した可能性があります。

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