IT企業では「すごい事に参加している」という高揚感で働かされる
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引用:https://courrier.jp/media/2017/06/20091612/GettyImages-502715648-625x356.jpg



日米「やりがい搾取」対決

「やりがい搾取」という言葉は日本にだけ当てはまると思っていたら、アメリカや世界でも同じ現象が起きていました。

やりがい搾取は「きみは選ばれた人間だ」「社会の役に立つ」と言葉巧みに人々を騙して低賃金重労働で働かせる。

日本で良く知られているのはアニメ業界で、アニメ好きで絵がうまい人を時給100円とかで働かせている。

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アニメ業界で働きたい若者は無限に入ってくるので、時給100円で不満な人はクビにして、新しい人を雇う。

業界はこの仕組みでうまく回っていて、改善される見込みも労働基準法が守られる見込みもない。

次は介護や保育業界で、「社会の役に立ちたい」などと考える人が食い物にされている。


手取り10万円で24時間労働を週に何度もやるような事が介護業界では常態化しているとされている。

施設内で事件が起きると内情が報道されるが、決まって施設では想像を絶するような勤務体系になっている

他に仕事がないのかというと、現在は10年前と違って「最低賃金以上の」仕事は他に存在する。


アニメや介護も表向きは最低賃金払っているが、個人事業主の請負を偽装したり、残業代をカットするなどして実際の時給を下げている。

やめれば良いのに本人達は「やりがい」を感じているので、その事業は潰れずに存続している。

実際の話、この手の事業は潰れてしまったほうが社会の為かもしれないが、本人たちは自分が社会を支えていると思っている。



株価だけが高いITゾンビ企業

米IT企業はこれとは少し違い、「株価」が重要な役割を果たしている。

何でも良いからIT企業を立ち上げて株価を上げれば、若者は将来性がある企業だと思って応募してくる。

実は有名IT企業でも正社員より派遣労働者の方が多く、労働条件は良くない。


若者達は「自分は選ばれた人間で、ゲイツやジョブズになろうとしている」という高揚感によって働く。

実際にやっている仕事は「ネットで不適切投稿を削除する」ような事だったりするが、上昇する株価と使命感で自分を偽る。

毎日だれかが投稿する汚らしい文章や画像をチェックしていると、数ヶ月で気が変になるとされている。


多くの米IT企業は赤字なのに株価が高く、むしろ株価釣り上げを「本業」にしている。

会社を魅力的に見せかけて投資をつのり、若者に「やりがい」を与えて錯覚させて搾取している。

日米の共通点はいくら頑張ってもその仕事には将来性がない事で、決してむくわれる事もない。

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