絵のとおり、発注者よりワーカーが数倍多いので、仕事の報酬が下がっていく
cloud-soucing-09
引用:https://navi.dropbox.jp/wp-content/uploads/2016/12/cloud-soucing-09.jpeg



ネットで完結する仕事

「ギグ・エコノミー」「クラウドソーシング」のようにネット上で請負ネット上で完結する仕事のやりかたが拡大している。

職場に拘束されず自由な働き方ができる反面、新たな「IT貧困」の温床になっているという指摘がある。

ギグ・エコノミーは欧米で単発・短期の仕事を請け負うのを刺していて、新しい生き方だと肯定する意見が多い。

スポンサー リンク

会社に縛られない反面、会社による保証もないので、いわば日雇い労働者のような立場になる。

インターネットで単発の仕事を請け負って、報酬を得るフリーランスの人達は日本でも増加している。

少し前に某医療系まとめサイト問題で、一文字0.5円ほどでネット上で募集したライターに書かせていたと報道されました。


このブログは1000から1500文字が多いので、一文字0.5円なら一つの記事が500円から750円という事になる。

この程度のブログでも一記事2時間近くかかるので、一文字0.5円だと時給250円から375円という事になる。

こうした格安ライターだけで生計を立てるには、一日16時間書き続けて4800円ほどの収入だが、気が変になるかも知れません。


ネット上の請負仕事は「仕事をしたい人」が多く「仕事を発注する企業」は少ないので、必然的に単価が下がっていきます。

同じ仕事を請け負う人が増えるほど仕事の報酬が下がっていき、一文字0.5円のような世界になっていきます。

これがIT貧困の原因になっている。



市場は急拡大しているが

今まで貧しかった東南アジアやアフリカ南部の人々には、ネットで仕事を請け負うチャンスが生まれ収入が増えた。

発展途上国の労働者は収入が増えた一方で、先進国の労働者は収入が減少し、社会保障も得られない。

先進国の正社員では当たり前の福祉や保険、保証のたぐいはネット上には存在しない。


ネット請負では労働者同士の搾取も行われていて、先行して評価の高いワーカーが高額で受注し、数分の一の単価で別の人に実際の仕事をやらせる。

例えば実績があり高評価のAさんが1万円で請け負った仕事を、1,000円で別な人に下請けさせるような事が起きている。

ギグ・エコノミー市場は世界で37兆円も達し、今後も成長が予想されるが、仕事をしたい人が常に多すぎるので、報酬単価は下がっていく。


日本ではクラウドソーシングとして知られていて、クラウドワークスとランサーズが大手仲介サイトを運営している。

例のまとめサイトが0.5円で発注していたのはこうした仲介サイトで、労働者過剰のため報酬単価が低くなりやすい。

他の人が2,000円で請け負うなら自分は1,000円でも請け負わないと、受注競争に勝てない。


評価が高く十分な報酬を得ている人が居る一方で、多くのワーカー達は非常に低い報酬で仕事を請けている。

大半の人にとっては普通にバイトしたほうが、高収入を得られるのではないかと思えます。

何らかの事情で家から出られないが、収入を得たいという人には良いかも知れない。

スポンサー リンク