それぞれのメーカーが自販機をもち直接対決するので、特徴ある商品を出しやすい
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自販機飲料は高いのに売れる

自販機、楽天市場、自動車には共通点があり、生産者が直接消費者に販売できるという点です。

正確には自動車を販売するのは自動車メーカーではなく系列ディーラーだが、他のメーカー車は扱わない。

飲料自販機はメーカー系列のシェアが大きく、コカコーラ、サントリー、アサヒ、キリンなどが自社製品を販売している。

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楽天市場では農家が直接販売する季節の果物類が大きな特徴で、季節にになると多くの農家が一斉に販売を始めます。

飲料はコンビニやメーカー混合自販機のほうが安いことが多いが、メーカー直販自販機が大きなシェアを持っている。

コカコーラ98万台、サントリー59万台、アサヒ29万台、キリン21万台、伊藤園20万台、ダイドー28万台などになっている。


自動販売機は利益が出なければ撤去されるか、少なくとも商品の補充をしないので、200万台以上が黒字という事になる。

飲料自販機257万台の多くは、安い100円自販機ではなく、130円程度の飲料メーカー自販機が占めている。

経済的には理屈にあわないことで、コンビニですら自販機より安く買えて、スーパーなら3割引で売っている。


コンビニで買うのが面倒とか、1秒でも時間が惜しいなどの理由も考えられるが、おそらく売れる理由は「メーカーが直接売っているから」でしょう。



作る人と買う人の距離感

200万台以上のメーカー直営自販機はサービスマンが売れ行きを毎日チェックして、その自販機で売れそうなものに入れ替えている。

いつ見ても何か新商品が入っていて、消費者は購買意欲をそそられて購入する。

1台の自販機の常連客は10人からせいぜい数十人で、データによって利用者の好みが商品に反映されている。


これがコンビニとか各社混合の自販機ではそうはいかず、メーカーは特徴のある製品を販売できません。

コンビニでどの商品を売るか決めるのはコンビニ側なので、メーカーと店舗や消費者には通常、意思の疎通はなにもない。

自動車ももし系列メーカーではなく中古車販売店のように全メーカー併売したら、メーカーと消費者の距離が遠くなります。


作る人と買う人の距離が遠くなれば互いの意思疎通もなくなり、魅力のない商品ばかりになるでしょう。

多くの商品が並んでいるのに、買いたいものが一つも無いのが家電業界で、ここでは量販店が販売しメーカーは直接販売していません。

日本の家電メーカーの商品はなぜこんなにも魅力に乏しいのか、その理由は意外にも「売り方」にあるのかも知れない。

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