人が居ないので大臣が働きかけても、どうにもならない
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引用:http://yakyusoku.com/wp-content/uploads/2018/02/SnapCrab_NoName_2018-2-27_21-5-54_No-00.png



ブラック労働改善のしわ寄せは利用者へ

アリさんマークの引越社の内部告発をきっかけに、引越し業界の過重労働が問題になったのは2015年ごろでした。

それから2年経ち、業界の体質改善は進んだようですが、思わぬところで利用者がとばっちりを受けている。

残業を減らし、正規の残業代を支給し、偽求人によるブラック労働を是正した結果、引越しを拒否されたり料金が高騰している。

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春の引越しシーズンは日本中で引越しが集中するが、人手不足で予約を断られた例が続出している。

また予約に成功しても料金は引越し業者の言い値になり、引越し難民という言葉も生まれています。

以前は受けれるだけの引越し予約を受け付けて、毎日深夜過ぎまでサービス残業させていたが、待遇改善したら件数をこなせなくなった。


以前の状態はどうだったかというと、まず多くの引越し業者は繁忙期の3月に合わせて年初から「正社員募集」などと広告を打ちます。

多くの人が「正社員になれるなら頑張ろう」と応募するが実は真っ赤な嘘で、4月を過ぎたら解雇する使い捨て要員です。

正社員たちには「試用期間だ」と言って正式採用せず、それでいて「正社員だから」と残業代を払わず夜中まで残業させる。



一日3件から2件へ

繁忙期にはコキ使えるだけ使っておいて、5月になったら難癖をつけて全員解雇、引越し業界では毎年これを繰り返していました。

このブラックシステムのお陰で、引っ越す人は低料金でいくらでも受け付けて貰えたのだが、事情は変わってしまった。

いまや引越し業界でも「おとり正社員」をこき使ったり、無制限のサービス残業を強いることはできなくなりました。


人件費は高騰し、待遇を改善するために今までより多くの人を雇わねばならず、しかもこなせる引越し件数は減少しました。

引越し一件あたりのコストは2倍以上に上昇したので、必然的な結果として、引越し料金が上昇しました。

今シーズンは閑散期にくらべて、2倍以上の料金を請求する業者が目立ち、それを飲まないと引越しを引き受けてもらえない。


人手不足でドライバーやアルバイトが例年より集まっておらず、時間を取られる長距離引っ越してでは、オフシーズンの3倍などの料金になっている。

業界によると今年も引越し件数に大きな変動はないが、業者がこなす引越し件数が激減している。

ブラック労働改善のため、深夜まで一日3件こなしていたのを、今は一日2件までとしていて、3件目は断らざるを得ない。

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