関西空港で堂々と客を送迎する白タク
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引用:毎日新聞https://cdn.mainichi.jp/vol1/2018/01/21/20180121k0000e040139000p/9.jpg?1



裏社会の新たなビジネス


大阪では中国式白タクと呼ばれる車が頻繁に市内と関空や京都などを往復し、中国人観光客らを運んでいる。

人目を憚ることもなく、マンション前や大通りに堂々とミニバンを駐車し、運転手が数人分のトランクを運んでいる。

警察は取締っておらず、たとえ乗せているところを「現行犯」で捕まえても、現金の授受はスマホでするので、立件できない。

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「友だちを無料で送っている」とでも言えばそれ以上追求できず、立件するには数ヶ月もの追跡調査が必要になる。

ほとんどやりたい放題で、白タクが中国人を送迎している民泊も100%遺法で、合法的に営業許可を受けた施設はほぼない。

民泊と白タクは裏社会の新たなビジネスになっていて、中国人や韓国籍の人達が活躍している。


中国式白タクは一例では1人5万円と安くないが、ドライバーが案内係や運搬係も兼ねている。

6人ぐらいを乗せて観光地を回って荷物を運んで1人4万円なら、タクシーで同じ事をするよりも安い。

正規のタクシーはA地点からB地点に運ぶだけだが、中国人は観光地を案内して荷物運びもして欲しいと思っている。


ここに正規のタクシーでは満たされない需要があり、中国式白タクが食い込んだ。

依頼と支払いは来日前にアプリで済ませているので、取りっぱぐれの心配は無く、路上で客を待つ必要もない。

路上の客を拾わないので警察に捕まるリスクは低く、現場を見つかっても言い逃れできる。



1年で1億円を売上

料金は関西空港から大阪市内までは1人1万円、数日間観光すると1人5万円前後、客が直接依頼する場合と中国の旅行会社が依頼する場合がある。

後者の場合は客と白タクの間に直接のやりとりや支払いはなく、中国の旅行会社を通して行われている。

白タクによる大阪や京都の観光はパックツアーに組み込まれていて、料金の中から4万円から5万円を受け取る。


大阪府警に逮捕された中国人3人組は、ドライバー2人で年間1億1000万円も売り上げていました。

使用したのは高級レンタカーで、1日1万円以上のレンタル料がかかり、足がつかないよう車は替えなくては成らないので、レンタカー代や燃料代も多かったと思われる。

車両経費はいくら多くても数百万円なので、売上1億円ならかなりの収入があったでしょう。


ただ警察発表の年1億1000万円の中には、他のドライバーに回した分の売上も、含まれている可能性が高い。

中国人観光客は5日から7日の日程で旅行し、その料金が5万円程度なので、一日1万円X乗車人数が売上の上限になる。

平均5人乗せて走ったとしても車両2台で年4000万円以下であり、休みやロスもあるのでもっと少なくなる。

実際には3人それぞれが1000万円程度の収入だったかも知れない。


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