このスーパーバブルはどのようにして終わるのだろうか(ダウ平均株価)
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引用:https://nikkeiyosoku.com/blog/wp-content/uploads/2017/10/20171004-dow-chart1.png



米株価はITバブルだったのか

アメリカでは第二のITバブル崩壊が起きるのではないかという、悲観的な見方が広がっています。

米市場では2001年9月11日の同時多発テロから始まった、ITバブル崩壊に似ているという指摘が出ている。

ITバブルは90年代のITブームで株価が上昇し、9.11をきっかけに弾けたが、もし9.11がなければもっと大きな崩壊に至っていた。

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IT企業が多く上場していたナスダック総合指数は、1996年には1000以下だったのに、ウィンドウズ95の発売辺りから急上昇した。

ウィンドウズ95は1995年8月24日に英語版が、11月23日に日本語版が発売され大ブームを巻き起こした。

日本ではオウム事件や超円高による不況、阪神大震災など散々な年だったが、徹夜の行列が並び初日に50万本を販売した。


インターネットブラウザ、検索エンジン、ECサイトなどが注目されマイクロソフト、インテル、デル、HPなどが主役になった。

Google、Amazon、eBay、yahooなどはITバブル崩壊を生き延びたが、多くの企業が淘汰されて消え去った。

1996年に1000以下だったナスダック総合指数は2000年に5000を超えたが、2002年に再び1000台に戻った。


こうした恐竜の隆盛と絶滅に似た動きが、最近のIT銘柄に似ているといわれている。

現在の米株式市場を支えているのはフェイスブック、アップル、アマゾン、グーグルで、マイクロソフトを加えても良い。

学生が授業をさぼって?始めた5大企業は巨大化し、今やそれぞれのジャンルで独占企業になっている。



過大評価されたシリコンバレー企業

ライバルの参入が不可能なほど独占・寡占化が進んだ業界は、一見すると強固だが崩壊しやすい。

フェイスブックは最近情報流出や政治利用など不祥事が続き、アップルも不祥事があった他アイフォンの売上が頭打ちになった。

5大企業に続いているテスラはGMの時価総額を超えているが、テスラは年10万台でありGMは1000万台を販売している。


もしかしたらテスラの株価は、100倍も過大評価されているのではないだろうか?

同じく期待されていた配車アプリのウーバーは、最近自動運転で致命的な失敗をおかし、存続が危ぶまれている。

最近10年ほどシリコンバレー企業といえば、何であれ投資家は買いまくり、株価は天井知らずだったが、買いすぎていたかも知れない。


一連の出来事は実は米株式市場が起こしたバブルでも、シリコンバレーが起こした訳でもない。

バブルを起こしたのは米中央銀行FRBで、2008年のリーマンショックを終わらせるため、金融緩和で意図的にバブルを起こした。

バブルを政治利用してスーパーバブルに育てたのがオバマ大統領で、バブルを終わらせようとしているのは、現FRBパウエル議長です。


バブルの原因はアメリカ政府と中央銀行の過度な金融緩和にあったので、引き締めに転じたらバブル崩壊せざるを得ない。

IT銘柄株価が天井知らずに上昇したのは「FRBが金をばら撒いていたから」で、企業価値が評価されたからではなかった。

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