ハイリスクで低収入、責任だけが重い
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引用:http://adeco12.com/kokudou1gou-jiko-aichi/



自業自得のドライバー不足

トラック運転手の不足は以前から言われていたが、この春は引越し業界でドライバー不足が顕在化した。

引っ越したくても引っ越せない引越し難民が発生し、予約拒否や料金値上げがあいついだ。

中には例年の2倍以上を提示した引越し業者もあり、予約を断る業者も多かった。

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引越し件数そのものは例年と同じだったが、アリさん引越し便などのブラック労働が社会問題になり、改善が求められた。

そこで業者は深夜残業をなくすため、1日3件こなしていたのを2件までとして、3件目の深夜便は断った。

これであぶれたのが引っ越し難民で、引越し業者はドライバー確保のために、労働条件改善を図った。


デフレ不況の間はブラック労働でもドライバーのなり手が多かったが、景気回復で人手不足になった。

月給18万円程度で夜中まで休み無く走り続けるのが常態化し、バスやトラックの居眠り事故が多発した。

トラック業界の悪評は世間に知れ渡り、ますますトラック運転手のなり手は居なくなったのが現状です。


不況時には足元を見て時給数百円で酷使しておいて、ドライバー不足を訴える業界には、批判的な意見が多い。

バブル崩壊の1990年ごろまでは、トラック運転手は「稼げる職業」の代表格で、年収1000万円のドライバーも存在した。

ところが政府はトラック業界を規制緩和したため、トラックも運転手も余ってしまい、収入は半額以下になった。



仕事が増えたのに収入は減る業界

この構図はタクシー運転手も同じであり、規制緩和して台数が増えた結果、収入が半減して食えなくなった。

運転手になりたがらないのは稼げるどころか、「食えない」「生活できない」からです。

景気回復してもドライバーの収入は増えず、それでいて「運転手が不足している」と言っています。


不足しているなら給料を2倍にすれば私がやりたいですが、給料は低いままで「ドライバー募集」と言っているのです。

ネット通販が増えた結果、輸送量は増えたのにコスト低下圧力が運送業に掛かり、アマゾンなどでは多くの商品が送料無料です。

トラックや運転手に払う金など1円もないということで、これがドライバーの収入が低いままの原因になっている。


90年代以前のようにトラックの台数制限があれば市場原理で配達量料金や運転手の給料は上がるが、トラック自体は余っている。

政府の政策はなんともチグハグで、「自動運転になれば運転手は不要になる」と寝言のような事を言っている。

問題は運転手の給料が安すぎて魅力がないことで、これを改善しないと誰も運転手にはならない。


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