貧困層は固定化し、貧困家庭の子供はグループを作り非行にはしる。
するとますます社会から排除される
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引用:https://i.pinimg.com/originals/af/94/55/af9455320213a6cb6ddb33f550fcbba0.jpg



イギリス人の収入減少

イギリスはEU離脱にともなう経済ショックがあり、一見立ち直ったようだが貧困化が拡大している。

イギリスでは収入の上昇率がインフレ率を下回る年が続いていて、日本と同じく実質賃金が減少している。

働いても賃金が増えないのは国民の労働意欲を低下させ、EU離脱国民投票の一因にもなりました。

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インフレ率が2%や5%の年も、マイナスの年もあったが、いずれも賃金上昇率のほうが低かった。

毎年じわじわと収入が減ったがイギリス人は支出を減らさず、クレジットカードの借入金を増やした。

イギリスの貧困はEU離脱やリーマンショックが原因ではなく、20年以上前から進行していました。


イギリスには南北の経済格差があり、大陸に近い南は豊かで、北極に近い北側は貧しい。

表日本と裏日本、あるいは東北と関東以南のようなものかも知れない。

イギリスは身分制度の名残からか貧困者や弱者を非難する傾向があり、「貧乏なのは自分のせい」のような言い方をする。


貧困者を救済するという考えは乏しく、貧困家庭の子供は「一目見ると分かる」ほど違う。

肌の色が(人種の違いではなく)栄養不良のため浅黒い、ボロボロで汚れた服、給食を余分に取って持ち帰るなどの違いがある。

イギリスには貧困は自己責任という考え方が強いので、貧困家庭に生まれた子供を救済するという考えもない。



イギリスの貧困の固定化

イギリス政府は貧困対策費として10兆円以上を支出していて、その4割以上は医療費に、3割は教育や児童福祉に当てられている。

食料補助のフードバンク利用者は100万人以上で、他にも生活保護のような制度があるが、貧困者は国民の11%を超えて増え続けている。

イギリスの貧困を固定化させたと言われているのは、意外にもイギリス経済を救ったとされるサッチャー首相でした。


サッチャーは自由主義経済を掲げて民営化や競争原理の導入を推進したが、日本で小泉改革で起きたことを想起すると良い。

競争を促進した結果、豊かな人はより豊かに、貧しい人はより貧しくなって、「貧困階級」が生まれて固定化した。

自由主義では貧困の原因は「本人が愚かなため」教育を受けなかったり怠けたり、安逸に暮らしたからだとされる。


自由競争社会とは要するに、バケツにザリガニを入れて戦わせ、生き残った奴だけにエサをやるのに似ている。

なるほど生き残ったザリガニは優秀で、負けたザリガニは弱かったのだろうが、生き残るザリガニは少数しかいない。

少数の勝ち組と大多数の負け組みに別れ、負け組みは親から子に貧困が受け継がれる。

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