出生率は低いが若い女性が多いので、人口はまだ増えている
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引用:日経新聞https://www.nikkei.com/article/DGKKZO25987180S8A120C1EA2000/



中国の人口減少が決定的になった

China Dailyによると2017年に中国の出生数は1723万人で前年の1786万人を下回り、出生率は1.24になった。

この数字は日本の2016年の1.44より低く、おそらく日本の2017年よりもかなり低い。

出生数出生率の低下は最近始まったのではなく、2001年には既に1.34まで下がっていた。

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出生率が低くてもまだ出産年齢の女性が多く居る間は人口が増え続けるので、中国政府は危機感を持たなかった。

日本も同じで若い女性の人数が多い間は出生率が下がっていも人口が増えていたので、何の対策も打たなかった。

その結果日本では2008年をピークに人口が減少し始め、それからやっと「人口減少社会だ」と騒ぎ始めました。


中国はいま日本の10年前のような感覚で、出生率は致命的なのに、現在は人口が増えているので危機を実感していない。

中国政府は長年続けてきた「一人っ子政策」を2016年に廃止し「2人っ子政策」にし、2016年は出生数が増えた。

だが2017年も増える予定だったのが逆に減少し、大きなショックを受けている。


中国の出生率は日本をかなり下回っているので、このペースだと10年以内に人口は減少し始める。

人口減少より高齢化が早く進み、60歳以上が占める割合は約17%になった。(日本は約33%)

65歳以上も人口の約11%(日本は約25%)になり、10数年後には現在の日本のようになる。



減少するアジアの人口

他の東アジアの国々も惨憺たるもので、韓国は出生率1.05で世界最低、台湾は1.16(推測値)だが2010年は1.0を下回っていた。

東南アジアでもベトナムやタイの出生率は2.0を下回っていて、いずれ人口減少が始まる。

北朝鮮の出生率や人口は不明だが、この国は飢餓や病気が多いので、人口は増えていないと推測できる。


韓国は65歳以上が人口の13.8%(日本は約25%)で、日本より速いペースで少子高齢化が進んでいる。

アジア各国が揃って急速な少子化に見舞われているのは、急激に人口が増えすぎた反動という見方がある。

欧米のようにゆっくり増えればゆっくり減るが、あまりにも急激に増えたので、減り方も急激になる。


東アジアに続いて東南アジア、次はインドなど南アジアも人口が減るのは確実で、アジアの世紀の原動力がなくなりつつある。

アジアの強さは若い低賃金労働者が大量に居たことだったので、今後優位性は失われていく。

高い成長力の原動力も人口ボーナスによる部分が大きかった。

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