大手銀行は不良債権比率1.5%と発表したが、英専門家は34%だと指摘している
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引用:ブルームバーグhttps://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/ilk8HV1CY_NQ/v1/-1x-1.png



ジョークのような経済統計

中国の金融部門における不良債権比率は公式には1.5%と健全だが、欧米の調査機関でこれを信じている人はいない。

日本総合研究所は2016年のレポートで、実際の不良債権は公式発表の10倍、約190兆円であると試算しました。

当時の公式発表では商業銀行の不良債権比率は1.75%、現在はそれより改善されたことになっています。

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CLSA証券の2017年レポートでは、公式統計の9倍以上で最大150兆円、不良債権比率は15から19%だとしていました。

ゴールドマン・サックスは300兆円以上、みずほ総合研究所では750兆円が過剰融資というレポートを出していた。

格付け会社フィッチでは2017年末までに(もう過ぎているが)最大765兆円の不良債権が発生すると指摘していた。


これらの分析を踏まえた上で、中国政府や金融機関が発表した数字を見ると、興味深いものがある。

2018年3月30日に中国6大銀行が発表した「不良債権比率が1.7%から1.5%に低下した」というニュースは、ジョークにしか見えなかった。

中国政府が発表するGDPが水増ししているのは周知の事実だが、水増しは1割から最大4割という所でしょう。



膨大な債務を抱えて成長する中国

それが不良債権に関しては実際は10倍だというから、もはや統計の意味をなしていない。

ロイターやブルームバーグ、日本の新聞は「中国は不良債権退治に乗り出した。さすがは中国だ」と褒め称えていました。

格付け会社フィッチの中国担当だったシャーリーン・チューは、中国に厳しい評価で知られるが、後にそれが世界の常識になっている。


同氏は中国の本当の不良債権比率は34%であり7.6兆ドル、約800兆円以上存在すると指摘している。

国際通貨基金(IMF)も2017年に「中国の債務水準は危険」と警告したが、聞く耳を持たなかった。

IMFによると今後も中国は目標GDPを達成するために、債務を増やし続けると予想している。


中国のGDPは約1200兆円に達しているが、そのほとんどは公共事業など国内投資で達成しました。

この結果中国の公的債務はGDP比300%、約3600兆円に達し、年間1割のペースで増えていると推測されている。

中国の不良債権は2%以下なのか30%以上なのか、本当の公的債務はいくらあるのか、おそらく中国が破産したときに始めて分かる。

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