4月13日のダマスカス市内
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引用:https://media2.s-nbcnews.com/j/newscms/2018_15/2398831/180413-syria-missle-strike-ac-1120p_a50e65f5917ed8e977d0e4236580c0f4.1200;630;7;70;5.jpg



米軍がシリア空爆を実施

トランプ米大統領は4月13日夜にホワイトハウスからテレビ演説し、シリアの化学兵器施設攻撃を指示したと語りました。

米軍高官はメディアに対し、トマホーク巡航ミサイルなどを使用して攻撃が行われたと説明しました。

トランプ大統領はアサド軍の化学兵器使用を「人間の所業ではない。モンスターによる犯罪だ」と批判しました。
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そしてイランとロシアを名指しして「無実の男性や女性、子供たちを犠牲にする国と関わっている」と非難しました。

大統領はイギリスやフランスと共同作戦が行われ、シリアが化学兵器の使用をやめるまで攻撃を続けるとも語った。

シリアではアサド政権軍とみられる戦闘攻撃機が、東グーダで化学兵器を使用したといわれている。


アサド政権はイスラム国を攻撃したと主張しているが、監視団体などは市民数百人に化学兵器の症状が出ていると表明した。

米軍のシリア攻撃は、アサド政権に化学兵器の製造と使用を止めさせるためだと説明されている。

大統領はロシアについて「化学兵器の使用をやめさせると約束した」と言い、ロシアに責任があると指摘した。


さらに「ロシアと友好関係を築きたいが、そうはならないかも知れない」と対決姿勢を示した。


シリア情勢が急展開したのは4月2日から4月7日の5日間で、まず4月2日にアサド政権は東グータの大部分を占領したと発表した。

反体制派の最後の拠点で95%を占領し、残る5%の占領も近いとし、「首都周辺の治安や交通の状況が回復する」と発表した。

東グーダは首都ダマスカス近郊の最重要拠点とされ、ここを制圧すればアサド政権は「シリア統一」に大きく前進する。



シリア空爆までの経緯

これを受けて米トランプ大統領は翌4月3日に「シリアから米軍を撤退させる」検討をすると発言したといわれている。

イスラム国は壊滅したしもうシリアに留まる必要はないという判断だが、米軍高官や国防関係者は「反米勢力を勢いづかせる」と反対した。

はたして翌4月4日からアサド政権は東グーダに猛攻撃を開始し、多数の一般市民を空爆したうえ4月7日に化学兵器を使用した。


トランプは4月5日に発言を撤回し、シリアから米軍撤退はしないと発言したが、既に手遅れだった。

その後アサド政権が東グーダを完全に占領し、さらなる市民弾圧を行っている。

アメリカなど欧米はアサド政権が何度も化学兵器を使用し、多数の市民を攻撃したので制裁していたが、イスラム国騒動でうやむやになっていた。


アサド政権はロシアの支援を受けて反体制派を攻撃し、シリアを統一しようとしているが、実はアサド自身もテロリストである。

トランプ米大統領は4月12日の攻撃を主張したが、マティス国防長官が強く反対し延期になっていた。

報道によると大統領はロシア軍やイラン軍も同時攻撃するよう主張したが、ロシアとの戦争に発展するとして国防長官が反対した。


4月13日のシリア攻撃はシリア軍だけを対象とした限定的なものに留まっている。

ロシア軍と見られる対空ミサイルが米軍の巡航ミサイル数発を迎撃しており、ロシアの出方次第では米軍との直接戦闘がありえる。

米軍戦闘機がシリアを攻撃し、ロシア軍の対空部隊が迎撃ミサイルを発射したら、米軍機はロシア軍を攻撃するでしょう。

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