スルガ銀行支店内でサブリース投資セミナーを開いていたとされる
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引用:http://livedoor.blogimg.jp/try2103104/imgs/6/7/671999b6.png



不動産マルチ商法

シェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営していたスマートデイズが経営破たんした問題で、サブリースへの批判が強まっている。

スマートデイズの赤間健太社長は4月14日に記者会見の場に現れ謝罪したが、一方で「逃げ切り」の準備をしている。

4月9日に民事再生法の適用を申請し、認められれば同社は負債を払わずに済み、オーナーへの責任もなくなる。

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東京地裁がスマートデイズの免罪符を認めるのか注目され、オーナーらは資産を差し押さえる破産手続きを求めている。

スマートデイズはシェアハウスを異常な高額で建築させ、建設会社からキックバックを受け取っていたと告発されている。

オーナーが支払った販売価格はもっと割高で、一部が何に使ったのか使途不明になっているとも告発されている。


シェアハウスの「かぼちゃの馬車」は最初から赤字だったが、新たなオーナーに出資させて建設を続ける事で存続していた。

その仕組みはマルチ商法と同じで、収益を生まない事業に投資させ、投資させることで事業を拡大した。

だが新たに投資する人が居なくなると、マルチ商法と同じように破綻し、同じように幹部は逃げ切ろうとしている。


これに加担していたのがスルガ銀行で、横浜の支店内でシェアハウスへの「投資セミナー」を開いて主導的に投資を募っていたとオーナーらが証言している。

そのスルガ銀行には4月13日までに、金融庁が立ち入り検査を始めている。


スルガ銀行は約700人の投資家に1000億円を融資し、大半は現在返済不能になっている。

融資の返済計画ではシェアハウスの家賃をサブリースが保証し、空室でも30年間家賃保証されることになっていた。

ところが実は契約書では、スマートデイズが経営破たんしたり、赤字経営なら支払いを停止できるようになっていて、支払いは止まった。



スルガ銀行幹部が不正融資に加担

実際には最初からシェアハウスの利益など存在せず、スルガ銀行から融資を受けた新たなオーナーが投資すると、その金をオーナーへの支払いにあてていた。

経営破たんする前からスマートデイズはオーナーに家賃減額を一方的に通知し、これも実は減額できる契約になっていた。

スルガ銀行は融資の専門家なのでこうした罠を知っていた筈であり、スマートデイズの「詐欺リース」に加担していたと言われている。


報道によると金融庁はスルガ銀行幹部が、積極的に不正に加担していたとみている。

オーナーと弁護団は今後スルガ銀行を告訴するだろうし、銀行ぐるみの犯行なら金融庁からは業務停止や銀行免許取り消しなど重い処分もありえる。

スルガ銀行では融資審査で、預貯金残高が100倍程度に水増ししていた例が見つかっている。


販売代理店が審査書類を改ざんしたとみられるが、弁護士は「改ざんはスルガ銀行も承知していた」と指摘している。

こうして見ると問題はサブリースやスマートデイズだけでなく、スルガ銀行も全てを承知した上で、オーナーを嵌めていた。

オーナーの多くは会社員などで、スルガ銀行から数千万円から1億円以上の融資を受け、毎月数十万円や数百万円の支払いをしていた。


弁護団の申し入れによって現在スルガ銀行からの督促は止まっているが、請求が再開されれば資産差し押さえだけでは済まない。

融資には複数人の連帯保証人がいるので、本人が払えなければ保証人に請求し、資産を差し押さえる。

こうして連鎖的に数千人から1万人もの人が、破産し家を失う可能性が出てきている。

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