スルガ銀行とスマートデイズの関係を立証するのは困難
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画像引用:2018年4月21日毎日新聞https://mainichi.jp/articles/20180421/ddm/041/020/115000c



親戚一同そろって破産か

女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営するスマートデイズが経営破たんした問題で、オーナーが負担を強いられる可能性が高まっている。

「かぼちゃの馬車」はオーナーが投資した資金によって建設し、スマートデイズ社は契約上管理しているだけだった。

シェアハウス物件の所有者はオーナーであり、サブリースで管理を請け負ったスマートデイズは物件所有者ではない。

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ここに問題解決を困難にしている要因があり、通常は物件を所有する不動産会社の問題だが、今回はそうではなかった。

オーナーの多くは普通のサラリーマンやOLであり、自己資金もないのにスルガ銀行から平均1億円もの融資を受けていました。

普通の銀行はこんな融資をしないので、スルガ銀行とスマートデイズは最初から協力関係にあったと考えられる。


スルガ銀行はスマートデイズへの直接融資には応じなかったが、オーナーを介した融資には応じたのはなぜか?

1億円もの融資には、通常複数人の保証人と担保を要求され、たとえ本人が返済不能になっても回収できるようになっている。

配偶者や親や親戚が保証人になっていて、その人達の資産や収入の一部を差し押さえる事が出来る。


スマートデイズが破綻してもオーナーと保証人から取り立てれば絶対に損はしない。

スルガ銀行幹部はこう考えて、スマートデイズに間接的な融資をしていた疑いが強い。

オーナーは家賃保証を当てにして返済計画を建てていたが、保証するスマートデイズが破綻したので家賃は入ってこない。



連鎖自己破産のおそれ

700人のオーナーの多くは返済不能になっていて、債務が救済されなければ自己破産すると予想できる。

ところが自己破産が認められても本人の債務が消えるだけで、債務そのものは丸々残り、保証人に請求される。

おそらく保証人になったのは家族や親戚だが、請求されたら保証人も自己破産せざるを得なくなる。


スマートデイズは会社更生法を申請し、認められると債務は大幅に減額され、オーナーへの補償義務もなくなる。

最初からこういう筋書きで仕組んであった可能性がたかく、オーナーの救済を求める声が上がっている。

オーナーに融資したのはスルガ銀行だが、スルガとスマートデイズが「協力関係」にあったのを証明するのは、非常に難しい。


現在スルガ銀行はオーナーへの請求を一時停止しているが、ほとぼりが冷めたら請求と差し押さえをおこなうでしょう。

オーナー側は弁護士をたてて債務無効などの裁判を起こし、法廷で争われることになる。

裁判で勝てば債務は減額されるかなくなるが、シェアハウス投資は何も得られず大失敗に終わったのは変わりない。

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