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高いのに売れるコンビニは経済の反逆児

コンビニエンスストアは曲がり角だと言われ、来店客数は大手3社とも前年比マイナスになっている。

日本フランチャイズチェーン協会によると、既存店客数は24ヶ月連続で前年比を下回っています。

ライバルのスーパーに加えてドラッグストアがコンビニ化し食品を充実したため客が流れた。

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ドラッグストアやスーパー、ディスカウント店がどれも「安売り」を全面に押し出しているが、コンビには逆に「定価販売」を売りにしている。

同じ商品がディスカウント店とコンビニでは2倍の価格差になっている場合もあり、経済学ではコンビニの経営は非合理そのものだ。

どうして人々は高いのが分かっているのにコンビニで買い、安い店では買わないのでしょうか?


資本主義理論では同一の商品なら安いほうが売れるに決まっていて、品質や安全性にもまったく差はない。

にも関わらず人々は安売りスーパーなら80円で買えるドリンクを、コンビニで160円で買っていて、マルクスが知ったら頭を抱えるだろう。

人々がコンビニで買う理由のひとつは時間の節約で、コンビニの方が近くにあってレジの待ち時間も短いので半分の時間で購入できる。


ドリンクとパンやお握りを買うのに、商店やスーパーのレジ渋滞を突破しなくては買えない時代もあった。

スーパーの「レジ渋滞」の酷さを考えると、高くてもコンビニで買うのは納得できる。

だが人々はこうした合理的な理由だけでコンビニに行くわけではなく、コンビニそのものに魅力を感じている場合もある。



値段が高くてもコンビニで買う理由は

多くの商品をならべて「買わせる」のに特化したスーパーは、あまり夢を抱かせる空間ではない。

コンビニでは入り口に新作映画やイベントのポスターがあり、多くの情報を発信し、情報そのものも売っている。

必ずなにか新商品があり、新作の惣菜や弁当があり、テレビCMなどと連動したキャンペーンを展開している。


コンビニに行って買い物をすると、テレビを見なくても最近何が流行っているのか分かるほど情報が多い。

人々が抱く期待感や楽しさを満足させる「仕掛け」が多く備え付けてあり、売るだけのスーパーとは大きく違う。

またATMでクレジットや銀行カードを利用したり、コピー機があったり、「滅多に利用しないがあると便利」な機能が充実している。


たとえばコンビニ横には写真撮影機があるが、それが無かったら証明写真を撮る写真屋がなくなってしまった。

見逃せないポイントとして、スーパーでは「群集と店員」なのに対しコンビニではより少人数の「客と店員」の関係になりやすい。

店員一人あたりの客が少ないほど、客が受けるサービスは快適になりやすい。


スーパーではただの群集だった人も、コンビニでは「お客様」になる。

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