レバレッジ10倍だと報酬は10倍だが、勝つ確率は10分の1以下になる
onyargi
画像引用:http://www.arzubiyiklioglu.com/wp-content/uploads/2017/07/onyargi.jpg



規制したい金融庁と、されたくない投資家

金融庁は加熱する仮想通貨取引にレバレッジ規制をかけるとか、FX取引のレバレッジ規制を10倍までにする検討をしていると報道されています。

仮想通貨にはレバレッジ規制がないので、無謀な取引で損失を受けるケースがでている。

そのものなぜ金融庁はレバレッジを規制しようとし、ハイレバを辞めさせようとするのでしょうか。

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レバレッジ規制に取引業者や投資家は必ず反対し、高いレバレッジを維持しようとします。

金融庁などがいっているように、レバレッジが高い投資家ほど損をしているのは、紛れもない事実です。

投資家が損をしているから、破産を防ぐためにレバレッジを規制するというのが政府の立場です。


ハイレバは損をするなら、投資家はなぜレバレッジ規制に反対するのかという疑問が生じます。

政府はわざわざ親切で投資家が損をしないようにレバレッジ規制をするのに、反対するのは不合理に見えます。

個人投資家にとってハイレバレッジのメリットは「小額で投資できる」「一度に大きな利益を得られる」などがあります。


同じ100万円の投資をするのにレバ100なら1万円で済むが、レバ10では10万円必要になり、レバ2では50万円必要です。

投資した100万円が110万円になったとして、レバ100では1万円が11万円に増えるのに(手数料は引かれる)、レバ2では50万円が60万円になるだけです。

その変わり高いレバレッジでは相場が逆に動いたときに、レバレッジの倍数分だけ、早くお金を失います。



まず生き残れ、儲けるのはそれからだ!

相場が10%逆に動いたとして、レバ2では元金の20%が減るだけですが、レバ100では元金の10倍もの損失を受けます。

証拠金1万円で100万円の投資をして、相場が90万円に値下がりしたら、9万円の借金になります。

これを防ぐために業者はロスカットというシステムを導入していますが、急激な値動きでは作動しないことがあります。


ジョージソロスの格言で「まず生き残れ、儲けるのはそれからだ!」というのがあります。

ソロスにはイングランド銀行を破産させたとか武勇伝が多いが、教訓として無謀な投資を避けろと言っています。

投資した金額の10倍や100倍の負債を背負う可能性があ投資は、間違いなく「無謀な投資」です。


2011年3月の東日本大震災で、30万で先物取引していた人が、1億8000万円もの負債を抱えるできごとがありました。

元金30万円からオプション取引で数千万円まで増やし、大きく勝負したところで地震があり、損失が無限に膨らんでしまいました。

この人は結局業者と和解して大部分を支払わなくて済むことになったが、みんなが幸運なわけではない。


オプション取引とハイレバレッジは損失が無限に拡大する点が共通していて、その代わり当たれば利益も大きい。

だが結局、参加者のトータルでは、ハイリスク投資ほど投資家が負ける可能性が高く、リスクに見合ってはいない。

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