4期目に就任したプーチン大統領
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画像引用:https://thenypost.files.wordpress.com/2018/05/vladimir-putin-feature.jpg?quality=90&strip=all&w=618&h=410&crop=1



原油価格が再び上昇

一時30ドルを切っていた原油価格が再び上昇し、70ドル台をつけました。

5月7日のNY原油価格は終値で3年5カ月ぶりに70ドルを回復しました。

これで4期目の大統領に就任したばかりのロシアのプーチンがほくそ笑んでいるとされているが、どんな関係があるのでしょうか。

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原油価格の上昇を招いたのは、米トランプ大統領がイランとの安全保障合意から離脱するという観測が流れたからでした。

アメリカは2015年にイランを含む5カ国と、イランが核を開発しない見返りに、経済制裁解除や巨額投資を実施しました。

トランプ大統領は合意そのものの効力に疑問があるうえ、イランが密かに合意を破っているとみている。


イランは最大の産油国の一つで、中東の他の産油国にも近いなどから、合意離脱で安全保障上のリスクが懸念され原油価格が上昇しました。

原油価格は2008年に147ドルまで上昇したが、リーマンショック後に急落して2016年に30ドルを割り込んだ。

これで多くの産油国は赤字になり、南米のベネズエラは今も国家経済の混乱が続いている。



原油高でプーチンが笑う

ロシアは産油国で石油や天然ガスが主要産業なので、原油安は欧米からの経済制裁とともに大きな打撃になった。

1バレル50ドル以下ではかなりの産油国が赤字だったとみられ、ロシアも例外ではなかった。

そこで不仲だったロシアと中東諸国は産油制限で合意して、生産調整によって原油価格を上昇させた。


原油価格の上昇はロシアのプーチン大統領が何よりも待ち望んでいたもので、輸出によって外貨を得ることができる。

ネズエラは経済混乱によって原油生産が減少しており、価格上昇に拍車をかけている。

プーチン大統領は5月7日に4期目の大統領に就任したが、原油高によって巨額の資金を得る。


ロシア経済は欧米の経済制裁で停滞しており、国内では反プーチン勢力もあるが、強引な取締りで抑えている。

ロシア国民を満足させるには食べ物や金や豊かな生活が必要であり、原油輸出がそれを可能にしてくれる。

トランプ米大統領は4月に新たな対ロシア制裁を発表したばかりで、ロシアは完全に干上がると考えられていた。


プーチンにとっては恵の原油高になり、欧米に制裁されたままでも原油高の間は対抗することができる。

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