150ccは125よりパワーがあり、価格帯は同じで高速道路を走れるので、最近人気がある(pcx150)
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 画像引用:UnderPowerMotors https://www.underpowermotors.com/wp-content/uploads/2016/08/20160824105307-800x452.jpg



アメリカは150ccが基準

日本のバイクは免許制度などによって750、400、250、125、50と排気量が分かれていたが、それが変わって来ています。

こうした排気量区分は残っているものの、110、150、300、600や900や1000以上という排気量が増えてきている。

原因は日本独自の「ガラパゴス排気量」が少なくなり、米国やアジアなどの規格に適合したバイクが増えたからでした。

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アメリカの免許区分は150以下と150以上の2種類だけで、州によって免許制度が違うがほぼ共通している。

150cc以上のバイクに乗るには約200ドルを払って3日間の講習を受け、卒業試験もあるが、日本とはかなり違うといわれている。

日本では「一発試験」で一回の走行試験で間違えると減点されていき、減点が一定以上だと不合格になる。


アメリカは逆に試験中に「一回でもできれば合格」なので非常に緩いといわれている。

日本で言えば原付バイクの実技講習に近い内容で、最高速度300キロオーバーや、重量300キロ以上のモンスターバイクに乗れる。

日本も昔はバイク免許自体がなく、戦後暫くは役場に届けを出せば乗れて、その後もアメリカ程度の試験で排気量制限はなかった。


欧州(EU)はバイクに乗る人が多く日本メーカーも重視しているので、多くの車種を投入しています。

免許制度は50、125、35kW(47.6馬力)、無制限の4種類で無制限免許取得には1000ユーロ(約13万円)かかるとされている。

ここで日本と共通の「50、125cc」が登場したが、35kW(47.6馬力)というとだいたい400ccの馬力です。



400ccは日本にしかない

400ccのスポーツバイクだと50馬力前後で、性能を控えめにすれば欧州でも400ccクラスを販売できます。

ここまでの中で「110cc」という排気量が出てきませんが、リード110、ディオ110、アドレス110、スーパーカブ110など非常に多いです。

ASEAN(東南アジア諸国連合)では小排気量の低価格バイクが非常に多く、日本の数倍は売れています。


アジアでは110ccが原付バイクの位置づけで、タイでは1000バーツ(約3000円)で試験に合格するとすぐ交付される。

実技試験はあるが、やはり原付の技能講習程度の内容で、女子高生が110ccバイクで通学している。

インドやインドネシアも110が原付のポジションですが、インドはなんと2017年に2019万台もバイクが売れました。


対する日本は37万台なので、バイクメーカーにとって日本市場はもはや「お荷物」扱いになっています。

少ししか売れないのにやたら規制が厳しく排気量も細かいので、スズキやヤマハは国内では赤字だといわれています。

ここまでで300ccという排気量が登場しませんでしたが、ヤハマは昔からRZ350とか、今もMT-03(320cc)のような中間排気量を販売しています。


RZ350はRZ250の拡大版でMT-03はMT-25の拡大版という位置づけで、免許制度の関係ではないようです。

排気量が大きいのに車体が軽量でコンパクトなので、街乗りなどに便利で一定の人気がある。(価格も400よりやすい)

各社とも海外ではあまり売れない400ccのラインナップを縮小し、250ccを拡大したり、逆に500cc以上のエンジンを縮小したりしている。


国内専用モデルを作っても赤字なので、今後も海外モデルに合わせたバイクが多く発売されるでしょう。

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