安倍首相は信頼を深めたというが、国際社会に信頼関係なんかない
QWER
画像引用:https://media.apnarm.net.au/media/images/2017/02/13/b88583886z1_20170213115741_000gg6gmltb2-0-pu7kebk49k9pljghqn2_fct1969x1463x79x8_ct620x465.jpg



仲良くなるアメリカと北朝鮮

トランプ大統領は6月12日にシンガポールで米朝首脳会談を行うとツイッターで発表し、各国の駆け引きが活発化している。

トランプ政権は北朝鮮が核開発を放棄すれば、インセンティブ(報酬)を与えるという方針を示している。

ポンペオ国務長官は5月9日に平壌で金正恩と会談し、「核を放棄すれば体制を保証する」提案をしたと語った。
スポンサー リンク

この直後に拘束されていた米国人3人が解放されて米国に帰国しているので、事実上の取引が行われたとわかる。

トランプは3人を帰国させる見返りに、「核を放棄すれば体制存続保証」を提案し、金正恩は3人を帰国させた。

交渉は北朝鮮ペースであり、アメリカとしては後は核放棄とICBM放棄で合意すれば「問題は解決した」ことになる。


日本の安倍首相は4月17日に訪米してトランプ大統領と会談し、勝手に合意しないよう要請し、トランプも了承したはずでした。

安倍首相は「中短距離ミサイルと日本人拉致を提議して欲しい」と要請し、トランプは「米朝会談で問題を提議する」と約束しました。

トランプの態度を見ると訪米した安倍首相と突っ込んだ話はなく、本当にただ要請されただけのようです。



最悪の結末を迎える可能性

国際政治にはトモダチなど居ないし友情もなく、脅しと取引しかないのだが、安倍首相はトランプ大統領との友情や信頼関係を重視している。

アメリカやトランプ大統領に日本の希望に沿わせるには、アメリカを脅すか、見返りに何かを提供するかどちらかしかない。

北朝鮮に対しても同じで、アメリカが北朝鮮攻撃で脅したから北は核放棄を持ち出し、アメリカが支援を提案したので拘束した3人を帰した。


北朝鮮は豊渓里(プンゲリ)核実験場を破棄すると提案し、トランプは「彼は賢明だ」と感謝の意などを表明している。

これも北朝鮮がアメリカの攻撃を恐れたからで、何か対応しないと攻撃を防止できないと考えたからです。

北朝鮮は米朝首脳会談で核放棄を表明するはずだが、アメリカは核査察を条件にするとしている。


だがイランなどの例を見れば、核査察を受け入れるふりをして妨害するのは彼らの常套手段で、絶対に全面的な査察は受け入れない。

査察団の人選に難癖をつけたり、バスを故障させたり突然閉鎖したり、あらゆる手段を使って査察を妨害し骨抜きにしてきます。

するといつの間にか「アメリカが援助しないと核開発を再開する」という話にすり変わり、北朝鮮は金だけ受け取って核ミサイル開発を再開します。



安倍首相のトモダチ外交に足りないもの

クリントン政権の北朝鮮交渉と同じで、北朝鮮は合意しておいて金だけ受け取って、最後には反故にします。

ICBM開発も同じで、北朝鮮は合意しておいて査察を受け入れると言うが、査察が始まると妨害して反故にします。

そしていつの間にか「アメリカが援助を実行しないからミサイル開発を再開する」事になっていて、アメリカは金だけを払う。


日本が提案した拉致問題提議については、トランプは形だけ話を持ち出すが、北朝鮮が「絶対拒否」と言えば核合意を破棄してまで交渉決裂はしない。

アメリカにとっては米国人3人が帰ってきたのでどうでもいい話であり、日本が自分で解決するべきだと考える。

中短距離ミサイルも重要だが、やはり北朝鮮が「絶対拒否」の態度を示せば、核合意を破棄して決裂させるほどの重大事とは考えていない。


こうして米朝会談でトランプは、アメリカの問題だけ解決すればオッケーだという姿勢を示し、金正恩と握手して分かれる可能性が高い。

安倍首相にはアメリカが日本の言う事を聞かざるを得なくなるような、脅しか取引材料が必要です。


スポンサー リンク


スポンサー リンク