「スシローは美味しい」という評価が定着しているため、同じようなキャンペーンでも客の反応が良い
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画像引用:http://cmsimage.akindo-sushiro.co.jp/news/0528_sogyosai2nd_billboard_w717h502.jpg



スシローの好調ぶり

スシローは2018年1月から3月期の売上が、前年比10.2%増の846億9600万円だったと発表しました。

純利益にいたっては32.1%増の39億4500万円と快進撃を続け、回転寿司業界のトップを走っている。

これを同業のカッパ寿司と比較するとよりはっきりし、カッパは18年3月までの1年間で、売上高787億2800万円で0.9%減少だった。

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カッパ寿司はコスト削減で3億7800万円の黒字を達成したものの、売上の減少に歯止めがかからない。

一方のスシローは新規出店を拡大し、年間30から40店を計画し、2018年前半も14店舗を開店しました。

売上10.2%増のうち2%は既存店売上の増加で、来店客数は変わらなかったが客単価が伸びた。


伸びた客単価は天然魚などの高価格商品が多く注文されたからで、スシローの客は「高くても美味しいもの」を求めているのが分かる。

カッパ寿司はコスト削減で利益を出したが、スシローは逆に高価格商品が売れたことで、利益を伸ばした。

回転寿司は廃棄率が経営に影響するが、客が少なく売れ行きが鈍いほど、廃棄率も高くなる。


客数が多く売り切れるほど注文してくれれば、当然ながら廃棄率も下がっていく。

一方は負の連鎖が、もう一方は売れることでコストも下がる好調の連鎖が起きていました。



「美味しい」という評価が客を呼ぶ

スシローは変わりメニューを次々に投入したり、旬の高級ネタを提供したり、客をひきつける努力はしている。

だがそうした経営努力は他の回転寿司チェーンもやっていて、カッパやくら寿司も同じような企画を展開している。

同じようなキャンペーンを同じようにやっているのに、結果はだいたい「スシロー」「くら寿司」「カッパ寿司」の順番になっている。


企画や目新しさ、新機軸などに目が行くが、客は結局「いちばん美味しい」という評判の回転寿司に集まってくる。

スシローは「美味しい」と評判なので、新企画や旬のネタに客が反応し、注文して売上が伸びている。

残念ながらこれと反対がカッパ寿司で、過去の「美味しくなかった」という経験からくる評価が痛い。


現在のカッパ寿司は味や品質にはかなりこだわっていて、スシローやくら寿司にそれほど負けている訳ではない。

それでも客は「スシローは美味しい」という評価をなかなか変えてくれないのが、カッパの苦戦に繋がっている。

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