会社に行くことはその仕事で本当に必要だろうか
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出社しないで働く人達

日本でも多様な働き方が認められるようになり、会社に出社しなくて良い企業も徐々に増えている。

以前は長時間労働を象徴する言葉として「ほう・れん・そう」報告・連絡・相談が尊ばれ、出社することが要求されていました。

会社や上司に報告するために朝会社に出社して、仕事が終わってからも会社に行き、日中も連絡のために電話して会社に行く。
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労働時間の大半を会社や上司に縛られていて、実はほとんど「仕事」をしていない会社すら存在する。

報告すること自体が仕事になってしまっている例は、案外多いのではないだろうか。

物を生産するにしても、サービスを提供するにしても、IT関連にしても、会社への報告がお金を産むわけではない。


30分に一度上司に連絡し、朝昼晩会社に顔を出しても、その行為はお金を生み出していないかもしれない。

お金にならないのならもう会社への出社を要求するのを辞め、お金を稼ぐ生産活動に専念しようという企業もある。

業務のほとんどがネット上で完結するのに、打ち合わせ、会議、報告、連絡と毎日何度も会社に出向くのは合理的ではない。



労働時間の多くは「移動時間」に過ぎない

プログラマーやシステムエンジニアなど、好きな場所で仕事ができるリモートワーカーが増加している。

ネット上で出社し会議も報告もネットで済ませ、会社という建物に出社する必要はない。

日本人は長時間労働しているが、その「労働」の中身の多くは、移動と連絡と物を動かすのに費やされている。


つまり移動しなくていいのに車や飛行機や電車で数時間かけて移動し、「働いた」と考えている。

お金を産まない会社への報告や上司への連絡にも年間では長時間かけていて、お金を稼いでいないのに「働いた」と言っている。

もし報告連絡相談をネットで済ませ、自分は移動せず商談もネットで済ませたら、劇的に生産性は向上する。


それをやっているのがアマゾンなど米IT企業で、移動せずに済むことは全てネット上で済ませている。

リモートワーク化された業務では通勤が不要になり、報告や連絡するために会社に出向く必要もなくなる。

すると毎日12時間「働いていた」人は、半分の6時間程度で同じ仕事量をこなせるようになる。




出社しない仕事には欠点もある

もちろん全ての仕事がネット上で完結する訳ではないし、「その場所」に行く事が絶対に必要な場合もある。

例えば大工が建設現場にいなくては家が建たないし、販売員が店にいなくては商品を販売できない。

だが一日中社内に拘束されているオフィス業務では、IT化すれば会社の外でも良いという場合が多いのではないか。


リモートワークの欠点としては社員の間の意思疎通が取れなくなったり、社長の意図が社員に伝わり難くなるとされている。

同じ部屋で一緒に仕事をすれば共通の目的意識が生まれるが、離れた場所で別々に仕事をしたら共同体意識は薄れる。

また仕事量の負担が特定の人に偏り、不公平感を産みやすいとも言われている。


同じ部屋で仕事をしていれば、誰が暇で誰が忙しいかは一目瞭然で、手が空いた人に仕事を回す。

だが別々に仕事をするとそうした事が分からないので、結局会社に出社した人が多くの仕事を押し付けられる。

こうした欠点もあるものの、長時間労働を改善するには、出社するためなどの移動時間をなくすのは効果がある。

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