1929年のたった1年前、アメリカ人は「人類は不況を克服した」と得意の絶頂だった
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画像引用:http://nikkan-spa.jp/wp-content/uploads/2016/11/fb7a686ebc2be406a1de330a36b711e9-550x464.jpg



ビットコイン暴落も過去になった

喉元すぎれば熱さ忘れるといいますが、投資家ほど過去のことをすぐ忘れる人達は居ないかもしれない。

Wバフェットは「我々が歴史から学ばなくては成らないのは『誰も歴史から学ばない』ことだ」と言っていました。

世界を破綻寸前まで追い込んだリーマンショックは10年前であり、アジア通貨危機は20年前になりました。

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バブル崩壊は30年前になろうとしていて、平成生まれの投資家にとっては「戦前」と同じです。

ビットコインの暴落は今年の2月で半年前なのですが、世間やマスコミは既に忘れてしまったようです。

マスコミや著名評論家、各国政府まで2017年12月には「ビットコインは新たな世界通貨になるだろう」と予想していました。


普段褒めない人達が褒めたら暴落するのは一つのパターンで、リーマンショック前には、アメリカの投資商品は「新しい資本主義だ」と皆賞賛していました。

総理大臣の小泉氏や財務大臣だった竹中氏、テレビに出てくる経済評論家も「日本もアメリカのような投資国家になるべきだ」と言っていました。

アジア通貨危機の前も「これからはアジアの時代」と言い、ITバブル崩壊前は「日本もIT社会になるべき」と言っていました。


こんな風に一時期時代の寵児になり、賞賛されたものは、次に崩壊するのがパターン化しています。



過去の大暴落はどのように起きたか

最初の有名な大暴落は1929年のNY株価暴落、俗にいう大恐慌でこれが原因で日本とドイツも大恐慌になりました。

日本とドイツは経済回復しようと領土拡大を図り、英米と衝突して負けたが、最初の原因はアメリカの大恐慌でした。

1920年代のアメリカはそれまで人類が経験したことがないほど好景気で、石油産業や自動車産業が急成長しました。


アメリカ人は「人類は不況を克服した。もう不況は起きない」と言っていたが、このセリフはアメリカがバブル崩壊する前に必ず口にします。

1960年代から1980年代までアメリカはずっと不況で、オイルショックや米ソ冷戦など、ろくな事がなかった。

アメリカがようやく回復したのは1990年代で、入れ替わるように日本は長期不況になった。


1980年代の日本も「日本は不況を克服した。永遠に高度成長する」と言っていたが、やっぱりそうは成りませんでした。

今は中国が「中国に不況はない。永遠に成長する」と言っていますが、最後にどうなるかは分かりきっています。

経済に「終わらない不況」は存在するが「終わらない成長」などありません。


「無限に成長するIT社会」のような事を言う人が居ますが、信じたら大変な事になる。

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