中国人全体の平均年収は70万円程度
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画像引用:日本経済は急速に「中国化」しつつある|BIGLOBEニュースhttps://news.biglobe.ne.jp/economy/0618/dol_150618_2630955043.html



日本より高収入というが

中国の民間メディアによると、2018年卒業の中国大卒者の平均給与は5429元(約9万2000円)だった。

また北京日報によると2017年度の北京労働者の平均給与は10万1599元(約173万円)、月収では平均8476元(約14万4000円)だった。

最近中国人や中国で働く日本人の間で「中国は日本より遥かに高収入」という人が居るが、これは当たっていない。

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先日中国のIT企業で初任給40万円が話題になったが、これは中国トップ企業がそうだという話です。

日本ではフィル・カンパニーという会社が初任給40万円で米企業、先進国では日本企業の大卒初任給は韓国より下で最低だった。(年収3万ドル未満)

北京市の労働者の平均年収約173万円、月収では平均約14万4000円、前年より10%近く上昇している。


中国でも都市部の人手不足が深刻で、特にIT人材の年収増加が著しい。

北京は中国の最高収入都市であり、低い地域の2倍以上にも達しているが、やはり「日本より多い」はかなり誇張されている。

例えば「中流層の平均年収は265万円(15.4万元)」のような数字は実際の何倍にも水増しされている。


中国の一人当たりGDPは90万円台なので、全国民の平均収入も90万円以下になる。

日本の一人当たりGDPは約400万円なので平均年収が400万円以下なのと同じで、これより多かったら計算が間違っている。

日本の平均給与は420万円だがこれは「サラリーマン正社員の平均給与」なので、全国民の平均はずっと低いはずです。



中国人全員の平均年収は70万円

国税庁の計算では日本人全体の平均年収は414万円だが、当然ながらこれは「納税した人の平均年収」なので相当高めにでる。

納得できる数字としては実際の日本人の平均年収は300万円程度、一人当たりGDPの75%程度が妥当でしょう。

すると中国の一人当たりGDPは90万円台なのだから、中国人全員の平均収入も、75%程度の70万円と推測できる。


中国では各省が非民営事業所(役所)の平均賃金を中央に報告していて、全国平均は7万4318元(約129万円)で、民営企業は4万5761元(約79万円)だった。

役所の給料は民間の1.6倍で、役所の全国平均が北京の平均より低かった。

役所が民間の1.6倍という法則からは、全国の民間労働者平均賃金は80万円程度、全国民の平均はそれよりも低いと推測できる。


やはり2017年時点の中国人全員の平均年収は70万円程度であり、それ以上ではない。

中国全土のサラリーマン賃金は80万円程度で、役所は130万円、北京の平均170万円は飛びぬけて高い。

中国でもっとも成功したIT企業の平均年収は1000万円を超えるが、それは森の中の1本の木のようなものに過ぎない。


「中国に転職すれば年収が何倍にもなる」という人がいるが、それもごく一部の例外でしょう。

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