中国のAIは今のところ人民の監視に使われている
FRT
引用:https://jcvisa.info/wp-content/uploads/2018/04/Facial-recognition-helps-with-catching-suspect-in-crowd-of-concertgoers-title.jpg



AI覇権国家は実現するか

中国はAIで世界をリードしているという人がいるが、統計からは逆の事実も指摘されている。

米経済紙のフォーブスによると、中国AI企業の9割が赤字経営だった(中国AI企業の9割が赤字 業界関係者がリスクと課題を指摘 Forbes)

中国側が発表した「中国AI商業化実現報告書2018」ではスタートアップ企業の90%以上が赤字になっていました。

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2017年の中国AIスタートアップ企業100社への投資は500憶元だったが、売り上げは100憶元以下だった。

実に投資額の5分の1以下であり、大半の企業が期待には応えられていません。

中国国内では「AI企業は音だけ騒がしい」として期待過剰だという指摘が出されている。


中国はAIバブルの最中であり、スマホ決済などの成果も挙げているが、今のところ「売り上げ」は極めてすくない。

中国政府は自動車やコンピュータなどと共に、アメリカを抜いて「AI覇権国家」になると宣言している。

こういう事を簡単に言ってしまうのが中国で、大抵は実現せず夢で終わっている。



バブルの宴はいつまで続く

前瞻産業研究院の発表では中国AI市場は、2015年40%増の69億元、2016年は96億元(39%増)、2017年は136億6000万元(41%増)となっている。

急成長ではあるものの、2017年で2,200憶円であり、投資されている1兆円以上よりずっと少ない。

しかも2,200憶円は売上であり、投資した投資家や企業への配当は、ほぼゼロだった。


別のニュースによると、中国AI企業は2018年5月に4000社に達し、1070社が北京市に集まっている。(北京市経済情報化委員会)

この白書では2017年の、中国のAI主要産業の規模は約56億米ドル(約6180億円)だったとしている。

バイドゥやテンセントなどの大手IT企業はAIも開発しているので、こうした企業の売り上げもAIに含めたのかも知れない。


そのバイドゥやテンセントは欧米で「先端技術を盗んでいる」と疑われていて、今後欧米での活動を制限されるかもしれない。

中国のAI技術は民間よりも政府が先行していて、特に国民監視技術では世界最先端だと言われている。

13億人の全人民の「顔」やDNAなどを登録し、街頭のカメラと連動して24時間監視するシステムを構築しようとしている。


何やら米ソ冷戦時代のソ連の先端技術を連想させ、確かに世界最先端だったが、経済的には何も生み出さなかった。

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