本当の過疎地では、移住者を受け入れる準備がない
mura
画像引用:長野県生坂村 移住者田舎体験ハウスhttp://www.village.ikusaka.nagano.jp/images/muradukuri/mura.jpg



限界集落に移住してはいけない

若い人を中心に都会から地方に移住する人が増えているそうで、良い事だと思いますが、限界もあります。

移住を進めるサイトの中には、山間地や農村の美しい風景を掲載している場合がある。

イメージ画像としては良いが、本当にそのPCの待ち受け画像みたいな場所に住むと問題も起きます。

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そうした過疎の村は数百年も孤立してきたので、他からの移住者を想定しておらず、準備もできていない。

例えば移住してきて朝ゴミを出そうとしても、「ゴミ捨て場」があるとは限らない。

地域のゴミ捨て場は自治会とか組合の所有物で、移住者は勝手にゴミ捨てできず、自治会には代々暮らしてきた住人しか入れない場合がある。


地方でもそこそこの都会では当たり前のことが、限界集落や過疎地では当たり前ではない。

自治会とか組合は曲者で、役員はやはり代々住んでいる地域の有力者が独占しています。

限界集落では働き先は農家以外では公共事業の建設会社、役所、公的機関、学校や郵便局やインフラ関係くらいです。


警察や役所を頂点としたピラミッド型の階級社会の場合が多く、移住者は一番下に位置付けられます。

こういう地域で都会からやってきたITエンジニアが暮らすのは、あまり快適ではないでしょう。



アパートがある程度の田舎

では田舎は全部だめなのかといえば、「アパートや団地がある程度の田舎」なら他からの移住者が多く、面倒くささが少ない。

ゴミ捨て場は最初からあって自由に使えるし、町内会は嫌なら入らくても良く、実用上は困らない。

大きな団地が近くに存在するなら、職場もあるだろうし商店もあり、買い物場所や様々な公的機関、民間機関もあるでしょう。


本物の限界集落には商店は一軒もなく、一番近いコンビニは車で片道2時間で、夜は閉まっていたりします。

極端な田舎で困るのは競争とか市場原理が働かないので、選択の自由がなくなる。

たとえばプロパンガスの取次店とか食品店とか、その店の対応に納得できない部分があるとします。


たとえ期限切れの食品を平気で売っていたとしても、他に商店がなければそこで買うしかないのです。

こんな時に苦情をいったり訴え出たら、その人は地域の厄介者になってしまい、村八分にされるかも知れません。

悪いのは向こうでも、こっちが頭を下げてお願いしなくてはならないのです。


アパートがたくさんあって大きな団地があるような田舎では、田舎なりの競争があるので市場原理も存在します。

都会から移住するなら、まずはそうした「適度な田舎」のほうが良いでしょう。

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