一番人気のトヨタヤリスHV
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急速に進む欧州のHV化

欧州でのトヨタハイブリッド販売が急増していて、2018年は年間50万台を達成すると見られている。

2018年上半期の集計では23万2700台、トヨタ車全体では55万9695台と過去最高だった。

トヨタ車の伸びは6.4%増なのに対し、ハイブリッド車は25%増なので非ハイブリッド車販売は減少した。

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最も売れたのはヤリス(ヴィッツ)・ハイブリッドで上半期だけで6万6306台だった。

C-HR・ハイブリッドは5万2368台、以下RAV4ハイブリッドやプリウスなどが25%以上の増加を達成している。

欧州トヨタでのHV比率は45%だが、西欧では55%、東欧では11%と大きく偏っている。


従来トヨタハイブリッドは日本では大人気だが北米ではそこそこに留まり、欧州では相手にされていなかった。

現在北米ではガソリン価格が(10年前と比べて)安いのでフルサイズの5リッター・ピックアップなどが売れている。

低燃費車やハイブリッド車はまったく売れておらず、EVのテスラも「スーパーカー」として売られている。



排ガス騒動で生まれた「ディーゼル難民」

欧州はドイツ御三家を中心にディーゼルが低燃費なエコカーとして人気で、地球環境に優しいとされていた。

そこに降ってわいたのが2015年のVW排ガス騒動で、本当は通常のガソリンエンジンより遥かに「地球に厳しい」のが分かった。

後にすべてのドイツ車が排ガスをごまかしているとわかり、その後欧州のすべてのメーカーもごまかしているのが分かった。


ドイツなど欧州各国も自国の自動車メーカーをかばい切れなくなり、メーカーはEVやPHEVを開発している。

欧州メーカーはPHEVを発表したり試作車を発売しているが、完成度の高い量産車はこれから発売される。

だがトヨタHVは既に完成品として存在し、ユーザーはお金を払うだけでいい。


こうした理由で2015年からトヨタHV販売が欧州で急増し始め、2014年は20万台に達しなかったが2018年は50万台が確実になった。

欧州メーカーの高性能PHEVは機構が複雑なのでトヨタHVよりかなり高価な筈で、直接は競合しないと考えられる。

従来安価なディーゼルを使っていたような人は「ディーゼル難民」になり値段が手ごろなトヨタ車を購入している。


VWやフィアット、ルノーのような量産メーカーも対抗車種を出してくるでしょうが、もうしばらくトヨタHVの快進撃が続くでしょう。

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