F35も高性能レーダーに探知されたらミサイルにはひとたまりもない
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画像引用:https://www.afr.com/content/dam/images/g/u/r/2/s/h/image.related.afrArticleLead.620x350.guq4u3.png/1488868210744.jpg



ミサイルの進化が人間を圧倒

最近20年ほどの兵器でもっとも進歩したのはミサイルで、あらゆる兵器がミサイルの標的になった。

90年代には戦闘ヘリが優勢で戦車不要論もあったが、対空ミサイルの進化で戦闘ヘリが不要になってしまった。

90年代の小型対空ミサイルはヘリに命中しなかったが、今では武装組織の携帯型ミサイルでも撃墜できる。

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空を飛ぶものは何であれミサイルから逃れることはできず、ステルス戦闘機も例外ではない。

ステルス機はレーダー反射が少ないが、発見する技術も進化してイタチごっこになっている。

敵がステルス機を探知できるレーダーを持っていたら、侵入することは不可能になる。


そこで増加しているのが無人機で、何しろ無人だから乗員を守る必要がなく、安価に大量生産できる。

F15やF35のような戦闘機が高価なのはパイロットを守るためで、超音速で逃げたり様々な逃走手段を持っている。

無人機ではコストと効果を計算して、一定確率で墜落しても良いと割り切るので、高性能は必要ない。


攻撃手段としても航空機で目標近くまで飛行する必要はなく、数百キロ手前でミサイルを発射するようになった。

自衛隊が配備しようとしている新型対艦ミサイルはマッハ3.5でどんな戦闘機よりも速い。

ミサイルは戦闘機よりレーダで探知しにくく、高速で飛行するので対処できる時間も短くなる。



有人戦闘機はもう戦闘しない

自衛隊はさらにマッハ5以上の対艦ミサイルを開発しようとしていて、さらに防御側は不利になる。

イージス艦に戦闘機で接近したら対空ミサイルの餌食になるので、そのような戦闘はもう起こらない。

軍事施設を攻撃する場合も遠くからミサイルを発射して退避するので、航空機はミサイル発射装置にすぎなくなる。


こういう時代になると戦闘機が最前線で戦うことはナンセンスになり、ミサイル対ミサイルの戦いになる。

では戦闘機は何をするかというと、平時のパトロールや巡回、警備活動といった事でしょう。

ミサイルは実戦には強いがその場に留まったり巡視活動はできないので、平時にはあまり有効ではない。


尖閣諸島をミサイルが守っていても外目からは分かりにくく、攻撃側も平時にミサイルを打つことはできない。

そこで攻撃側の中国は尖閣周辺に有人機を飛ばし、防御側の日本も有人戦闘機で警戒する。

一種のデモンストレーションだが、戦闘機の役割は次第にこうしたことに移っていくでしょう。


911以来の米国の中東での戦いでは、攻撃の過半数が無人機で行われ、今後有人機を用いた攻撃はほとんど行われなくなる。

米軍が保有する航空機は無人機が有人機より多くなったが、今後も2対1、3対1と有人機は減っていく。

F35が引退するころには「有人戦闘機」は存在しなくなる可能性が高い。

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