AIに全て任せるのは論外だが、投資の適正化などををAIで代行できるかも知れない
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ロボアドバイザーは人間より賢いか

この数年間で急速に進歩したものにAI(人工知能)があり、アップルやアマゾンではスマートスピーカーを販売しています。

スマートスピーカーはキーボードやマウスやタッチパネルなど入力デバイスを持たず、人間の音声で操作する。

ただ音声で命令できるだけでなく、人の意思を理解して「70年台に流行った音楽」のような曖昧な言葉でも音楽を探してくれる。(商品によって違う)

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こうした流れは金融や投資の世界にも来ていて、AIが投資家にアドバイスしたり投資銘柄を決めてくれる。

元々は銀行のコスト削減のためにネットやATMで自動対応させる目的で、以前はパターン化した答えしかできなかった。

だが人工知能が思考することで複雑な要望や曖昧な希望にも対応できるようになり、ロボアドバイザーと呼ばれている。


例えば世界最大の投資銀行ゴールドマンサックスでは、最大数千兆円もの取引をしているが、ほとんどをAIが行っています。

以前は数千人も居た人間のトレーダーは全員解雇され、今では人間のトレーダーは数人だけになったそうです。

GSが行っているのは千分の一秒で日米の価格差を見つけて利益を上げるような超高速取引で、もはや人間が介入できません。



AI投資なら儲かるか

大手投資機関はこうしてAIで利益を上げていますが、個人投資家にお勧め銘柄を指南するようなAIはまったく別物です。

投資の格言で「そんなに儲かる投資法があるなら他人には教えない」だから投資法はすべて損をするというのがあります。

AI投資も同じでそんなに儲かるなら証券会社などが自分でやっている訳で、個人客に使わせている時点で「儲からないものだ」と推測できます。


銀行マンや証券会社の人が勧める投資銘柄は、銀行が自分で買わない時点で結果が知れているが、AI投資も同じ。

「そんなに良い投資なら自分で買ったらどうか?」とAIに質問してみたらどうでしょうか。

AIに投資を任せるのはこのように論外ですが、自分の投資方法が明確に決まっているなら、AIでパターン化することが出来ます。


例えば多くの長期投資家は分散投資している筈ですが、日本株・日本債券・外国株・外国債券・先進国・新興国のように分散するのは非常に面倒です。

さらに半年から1年に一度は定期的に配分を見直し、偏っていたらポートフォリオを適正化する必要もあります。

だがこうした作業はパターン化できるので、AIに自分の投資方法を代行させれば、時々チェックするだけで済みます。


中短期売買でも明確な投資方法が決まっているなら、それをAIに指示する事はできるでしょう。

このような使い方ならAIは役に立ちますが、「AIに任せれば絶対安心」みたいな宣伝をしているものは、大体ダメです。

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