誰も入居しないマンションが北京や上海で続々と建設されている
中国のマンション32r52
画像引用:中国の新築マンションは年収の30倍!?http://マンション営業.com/


中国のゴーストタウン経済

中国では国家計画で砂漠に都市をつくり、鬼城と呼ばれる無人都市になっています。

鬼城の中には100万人が住める都市もあり、全土に100か所あり合計数億人分の無人住居が存在している。

それらもゴーストタウンだが今回の話題はまた別口で、大都市の中心部に新たな無人都市が出現している。


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内モンゴル自治区のゴビ砂漠にはオルドスという都市があり、100万人が居住できる規模だが15万人しか住んでいない。

2008年の北京オリンピックまで(リーマンショックまで)中国は数年で超大国になる目標を掲げ、国中で都市建設を行った。

無駄な都市建設で地方政府の負債は年間予算の3倍にも達している。


中国では国策で不動産価格が上昇しつづけていて、上昇した価格が資産になって経済活動を起こしている。

もし不動産価格が下がったら個人資産や企業資産が縮小してしまい、経済活動も縮小しています。

だから政府は不動産価格が下がらないように、政府資金を投入したりさまざまな策を弄しています。


この結果北京や上海のマンション価格は年収の30倍、日本でいえば平均1億2000万円以上の水準になってしまった。



大都会のゴーストマンション

日本でもバブル期には土地神話があり、土地の値段は決して下がらないと考えられていました。

日本政府もまた土地価格が下落しないようコントロールしていて、土地上昇によって空前のバブル景気になった。

だが土地上昇が永遠に続くはずがなく、土地価格下落と同時にバブル経済も崩壊しました。


中国では上がり続ける土地に投資する人が多く、儲けた金でまた不動産を購入している。

都市中心部のマンション価格は際限なく上昇し、北京のマンション家賃は平均13万円に上昇した。

不動産投資家が買い占めているので家賃は上昇し続け、ほとんどが空室になっている。


こうして北京や上海中心部に新築ピカピカのゴーストマンションが出現している。

入居者が汚すと不動産価値が下がるので、最初から賃貸せず値上がりを待っている所有者も多い。

不動産は過剰供給で余りまくっているのに、政府の資金投入で値上がりし入居できなくなっている。


世界でも稀な、イビツな不動産市場といえよう。

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