かつてF1で名前を売り世界一になったが、中韓に追われて転換を迫られている
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中韓の猛攻で食われる日米欧

タイヤメーカーのブリジストンは自動車タイヤのトップメーカーですが、環境変化への対応を迫られている。

ブリジストンは成長期にはF1に供給するなどして知名度を上げ、2005年にミシュランを抜き世界シェア1位になりました。

現在も1位ですがシェアは約15%で、実は支配的地位というほど強くありません。

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最近は中国や韓国メーカーが製造コストの安さを武器に、欧米でもシェアを拡大しています。

家電などでさんざん繰り返されてきた中韓による価格破壊がここでも繰り返されようとしている。

例を挙げると韓国のネクセンタイヤはポルシェカイエンに標準搭載され、日本のスズキや三菱も採用している。


クムホやハンコックなども低価格タイヤとして日本で販売され「思ったよりいい」と好評を得ている。

中韓タイヤは細いセール品だと小型車用が1本3000円の事もあり、日本メーカーよりかなり安い。

ビッグ3のブリジストンとミシュランは持ちこたえているが、3位のグッドイヤーは世界シェアを大きく落とした。

国内2位で世界6位のダンロップも中韓に食われ、7位の韓国ハンコックに抜かれるのは時間の問題になっているというのがタイヤ業界の現状です。

そこで業界首位のブリジストンは売り上げを維持し生き残るため、物を売るのを辞めてサービスを売ることにした。

タイヤという物を売ってもブリジストン1本1万円、中韓は1本5千円だったら結局は価格競争で負けます。

価格競争で負けると商品開発力や技術力、資金力でもいずれ負けるので敗北は決定的になります。



モノからコトへ転換

電子レンジや携帯電話でも最初中韓製品は「価格が安いだけで品質は最低」だったがすぐ逆転されました。

低価格でシェアを拡大し、投資家や銀行から金を集めて技術や品質を向上させ、高価格高品質メーカーを倒すのが必勝パターンです。

ところが物を売るモノ消費にくらべ、サービスを売るコト消費では、そうなっていない業界があります。


みなさんはマイクロソフトのウインドウズPCとかアップルのiPhoneを使っていると思いますが、法外に値段が高いです。

OSのWindows 10 Proを正規に買うと2万円以上、オフィスソフトは3万円以上しますがどちらも売れまくっています。

アップルのiPhoneはアンドロイドより高価格で6万円から12万円もするが、やはり売れまくっています。


これらは物質として見るとほとんど価値はないが、人々は3万円や12万円で「サービス」を買っています。

MSのオフィスと互換製品を比較すると、お金に余裕があったら高いオフィスを使いたいと誰もが感じます。


ブリジストンがやっているのはタイヤを売るのをやめて、タイヤを補修したり整備点検するサービス一式を買ってもらうということです。

トラックやバスやタクシーを数十台使っている会社にとってタイヤは厄介者で、今までは運転手の点検と整備工場に任せていました。

いつパンクするかは神のみぞ知るで、パンクしたら適当に安いタイヤと交換しています。


大型の重機などのタイヤは1本数百万円もするので、タイヤメーカーが管理してくれれば効率化が図れる。

ブリジストンは装着されたタイヤのデータを集め、いつパンクするかを予測しコストを削減する。

こうしたビジネスを一度契約した企業の再契約率は100%だそうで、将来有望とされている。

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