パナソニックとの提携はライカにデジタル技術をもたらした
1
画像引用:次の世代にも残したい逸品 ライカ・コンパクトデジタルカメラ | 大人の逸品ブログ https://www.contents.pal-shop.jp/?p=1348



復活狙うライカ

ライカといえば日本製カメラが世界を席巻する前は最高のカメラで、カメラファンの誰もが憧れていた。

数十年の雌伏を経てIT時代に主要プレイヤーとしての復活を目指している。

ライカは最近あいついでスマホのファーウェイやデジカメのパナソニックと提携している。

スポンサー リンク

パナソニックは総合家電メーカーだがデジカメブームに乗ってカメラも作っていて、今はミラーレスカメラに進出している。

もともとが家電メーカーなので本格一眼レフのノウハウに乏しく、高級カメラではソニーやキヤノンに後れを取っている。

ライカとパナソニック両方でそれぞれ共同開発したカメラがあり、パナソニックのデジタル技術とライカのレンズ技術が融合されている。


このカメラはパナ製品としては高すぎたのかヒットしなかったが、高級カメラ技術や貴重なノウハウを得たと思われる。

ライカ側は大きく遅れていた電子技術をパナソニックから得られたので、両者にメリットがある提携だった。

ライカとパナとシグマは2018年にレンズ規格の「ライカLマウント」の提携を発表し、3社以外の参加企業を受け入れると発表しました。


今後高級カメラのライカ・パナレンズ規格に、他の日本メーカーも加わる可能性があります。

最近のカメラはフィルムからデジカメ、さらにコンパクトミラーレス、さらに本格ミラーレス一眼とレンズ規格がコロコロ変わってきた。

デジタル技術の進歩で古い規格で対応できないのと、コンパクトミラーレスと本格一眼では大きさが違うためでした。


これを各社バラバラに開発して売るのは大変な負担なので、今後数社による共同規格が増えるかも知れない。



スマホのファーウェイとも提携

最近のライカで目立つのは中国スマホメーカーのファーウェイが「ライカカメラ搭載」と大きく宣伝していることです。

もちろんライカが正式に許可していて、実際にライカが開発したカメラキットをスマホに搭載している。

この辺はパナソニックが提供した電子技術の応用かなと推測します。


ライカはスマホカメラへの自社技術搭載をビジネスチャンスと捉えていて、今後も他社との協力が増えるでしょう。

ライカは1970年代前半にミノルタと提携をして技術的な成果を得たが、70年代後半に本社工場を閉鎖しポルトガルの工場で細々と製造を続けるだけになった。

ミノルタもライカと提携した事で高級一眼レフメーカーの地位を得たが、その後ソニーのカメラ部門になった。


1990年にライカは事実上経営破綻し解散したが、元従業員らが立ち上げた会社が「ライカカメラ」を名乗った。

したがって現在のライカは過去のライカとは別会社で、旧従業員らが創設した別な会社ということになります。

旧ライカの末期にはカメラ製造が困難になり、遅れた技術で不良品ばかりだったそうで実際にはゼロからのスタートだった。


新生ライカにとってパナソニックとの提携が重要だった理由がここにあり、他のカメラメーカーや家電メーカーのような電子技術が不足していました。

日本のカメラメーカーの多くは個人向けカメラより「防犯カメラ」「車載カメラ」のような企業向けが多くなっています。

またスマホメーカーにカメラキットを販売して大量販売してもらうのも大きなビジネスになっている。


特に今は自動運転や自動ブレーキなどで使用するセンサーカメラの類が注目されています。

ライカは個人向けカメラ中心で、IT分野への進出はあまり進んでいなかった。

経営を安定させるためには、個人向けカメラ以外にも収入源を得たいでしょう。

スポンサー リンク


スポンサー リンク