巨大なコンパクトエコカーという意味不明なコンセプトのプリウス
prius
画像引用:http://i2.wp.com/intensive911.com/wp-content/uploads/2017/11/prius.jpg



日本車の巨大化

この10年ほどで日本車の巨大化が進み、今やベンツよりカローラのほうが(横幅が)大きいことすらある。

特に目立つのは3ナンバーサイズの増加で、新しい車種の多くが3ナンバーになった。

理由の一つは3ナンバーの税金が5ナンバーと同じになったことで、排気量や重量などが同じなら変わらない。

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理由その2は日本メーカーの海外市場の北米と中国で大型車が売れるからです。

大陸の人は大きな車が好きなのか、小型車を得意とするスズキは北米、中国から撤退している。

アメリカで売れるのは5リッター3トンのピックアップトラックで、日本の軽自動車のように使っている。


中国では大型SUVに人気が移り、セダンでも売れるのは大型車で小型の低燃費車は売れない。

すると海外で売りたい日本メーカーは米中で売れる車を開発するので、どんどん巨大化している。

北米ではカムリやアコードのようなセダンが人気だったが、日本で見るとあまりに巨大でイメージが違うので驚く。


日産スカイラインもあきれるほど大きくなり、どれもこれも長く幅広い。

加えてミニバンブームがあり、3ナンバーの7人乗り大型車が売れていて、こちらは全高も高い。

ではそうした巨大化した車を日本の消費者が好んでいるかというと、実はまったく売れていない。



輸入車が売れるのは「日本車より小さい」から

ミニバンは今はブームだから売れているが、他の3ナンバー巨大車の多くは売れておらず、年々市場が縮小している。

国民車だったカローラも大きくなるたびに売り上げが減り、プリウスも巨大化で販売が減っている。

替わって販売上位を軽自動車が独占し、今や自動車販売の4割近くを占めている。


軽自動車が売れまくっている理由は安いのもあるが「小さい」から好まれているのは見逃せない。

1リッタークラスの小型車もあるが、モデルチェンジのたびに巨大化するので、結局中型車になり大型車になってしまう。

例えばカローラは最初1リッターサイズで今の軽自動車程度の大きさだったが、新型は3ナンバーになる。


ドイツ車を始めとした欧州車が売れていて、輸入車のシェアが10%を超えたが、大半の欧州車はカローラやアコードより小さい。

欧州車は小さいのに高級感があるので、少なくとも巨大カローラや巨大アコードより好まれている。

ベンツCクラスやBMW3シリーズは、スカイラインやレガシーより全長が短い。


レクサス、カムリ、アコードは4.9m前後であり、多くの高級外車よりも長く幅広い。

BMW5シリーズやベンツEクラスの方がホンダアコード・レジェンドより短いです。

ホンダはアメリカ販売が多いのでアメリカで売れるように「長く」「幅広く」「実用性ゼロ」になっています。


車庫やコンビニの駐車場に入れるのに10回切り返すような車が売れるはずがないです。

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