画素数が多いカメラは「隙間」が多くなり受光面積が減る
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画像引用:http://www.digipri.ne.jp/image/ccd.gif



メーカーの画素数自慢

カメラがフィルムからデジカメになって登場した数値に画素数があり、最近は1000万から2000万画素が多い。

コンデジやスマホでも1000万、高性能なレンズ交換式だと2000万画素はあり、画素数の多さを競っている。

メーカーは「2000万画素だから高画質」とPRし、消費者は画素数が多い方が画質が良いと思っている。

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ところがカメラ技術の専門家の間ではまったく逆で「画素数が多いほど画質が悪化する」のが常識になっている。

その理由はフィルムに相当する画像センサーの面積で画質が決まるので、画素数は画質とあまり関係ない。


画像センサー(撮像素子)と画素数は名前が似ているので、消費者の勘違いを誘って巧みに誘導している。

ではメーカーが必ずカタログで連呼している「画素数」とは一体何なのでしょうか?

まずデジカメのフィルムに相当する画像センサーはフルサイズ一眼レフが35mm、コンデジの1/2.3型は6.2mm、スマホ用も同じくらいです。


「画素数」とはコンデジなら6.2mmX4.8mmの中にいくつの「画素」(受光部の素子)があるという意味になります。

100万画素なら同じ面積に100万個、2000万画素なら同じ面積に2000万個の画素があるので、いくら増やしても面積は同じです。

つまり折り紙1枚を100万枚に切ろうが2000万枚に切ろうが、並べた面積は同じなので、理論上同じ画質になります。



画素数を誇示するメーカーは

ところが6.2mmX4.8mmを2000万個に切ってしまうと、画素と画素の間にはわずかに隙間があきます。

どんな物でも並べるには隙間が必要なので、隙間なくびっしり並べるのは技術的に不可能です。

すると100万画素より2000万画素は簡単に考えても隙間の面積が20倍になり、その分受光部の面積が減少します。


これが画素数を増やすほど低画質になる原因で、画素を増やすほど受光部の面積が減ります。

必要な画素数はコンデジやスマホなら100万画素で充分、一眼レフでも1000万画素で充分と言われています。

それ以上画素数を増やしても同じ面積を分割するだけなので、受光部の面積はどんどん減っていきます。


試しにコンデジやスマホで1000万画素未満の製品と2000万画素の製品を比較すると、画素数が多い方は「あれっ?」という感じになるでしょう。

画素数が多すぎるカメラは思ったほど良くない、または明らかに悪い写真になっている筈です。

こういう事はずっと前から一部で指摘されていましたが、なぜかメーカーは画素数を増やし続け、「4000万画素を実現」と自慢するのです。


広告で画素数の数字を誇示していたら、そのカメラメーカーはあまり良心的ではありません。

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