インドネシアは中国から無料で鉄道を作ってもらうが、完成した鉄道や沿線開発権は中国のものになる
20160201174218oaispidpo
画像引用:http://blog-imgs-88.fc2.com/j/y/o/jyouhouwosagasu/20160201174218oaispidpo.jpg



一帯一路で中国に批判

中国を中心とする巨大経済圏構想「一帯一路」への警戒感が世界で強まっています。

インドネシアで10月に開催されたIMFと世界銀行の年次総会では中国への批判が表立って語られた。

国際金融協会(IIF)の前会長、チャールズ・ダラーラ氏は「80年代の日本にそっくりだ」と貿易支配について指摘した。

スポンサー リンク

総会では一帯一路に参加した小国の債務が急増しているこで、中国代表が質問攻めにされていました。

一帯一路は低所得国にとって過剰な債務を増やしてしまう結果になると指摘する参加者もいた。

批判を受けて中国の鄒加怡財政次官は「一帯一路は相手国の決定を尊重している」と強調した。


一帯一路事業では中国の労働者が投入され 現地労働者を雇用しないので、相手国から不満が出ている。

一帯一路で中国が行う事業は相手国の負債になるので、要するに中国は借金の「押し貸し」をして自国の労働者が受け取っている。

事業を請け負うのも中国企業で、しかも国営企業や息のかかった会社なので、すべて中国が丸儲けし相手国は借金を背負わされる。


こんな仕組みであることは最初から分かっていたが、貧困国は負債が支払えなくなってからやっと気づいた。



借金背負って離反する親中国

一帯一路で一度決定したプロジェクトが中止されたり延期される事例がでてきている。

マレーシアは2018年5月に政権交代し、親中政権からマハティール首相に交代しました。

マハティールは財政悪化を理由にして220億ドル(約2兆4000億円)のプロジェクトを見直すと表明している。


9月にはモルディブの大統領選で親中派が破れ、やはり計画は見直されると考えられる。

2015年にはスリランカの大統領選で親中派が破れ、ミャンマーは計画を5分の1に縮小する。

中国とは事実上の同盟関係にあるパキスタンも巨額債務に苦しみ、鉄道計画の削減を打ち出した。


インドネシアでは日本にほぼ決定していた高速鉄道計画を親中派大統領がひっくり返し、なんと無料で中国が受注した。

だがその中身は完成した鉄道網は中国が運営し、沿線の開発権も中国のものになるという「植民地契約」だった。

タイの親中派政権は中国との鉄道プロジェクトを進めようとしているが、日米はアメとムチでタイ政権を叩いている。


アジアで最も親中なのはパキスタンと並んでカンボジアで、ここも親中派政権が中国との合弁事業を進めている。

日本も過去に相当つぎ込んでいたが「中国は日本の10倍」と関係者が言うほど、中国から巨額資金が流れている。

だがその巨額資金は結局借りた国の借金なので、返せなければ国ごと中国に差し出すしかない。


港湾や鉄道の運営権などを借金のカタに差し出して、やっと自分たちが嵌められたのに気づく。

スポンサー リンク