数値ではあまり差がないが消費者はノートe-POWERを選んだ
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画像引用:オートックワンhttps://a248.e.akamai.net/autoc-one.jp/image/images/2995260/101_o.jpg



消費者がノートe-POWERを買った理由は?

2018年はまだ2か月ほどありますが、これまで日本で最も売れた小型車は日産「ノート」となっています。

中でも売れたのはハイブリッドのノートe-POWERで、メディアの注目度もe-POWERに集中しました。

特に売れた理由の一番目はそれまで日産には有力なHV車がなく、日産ユーザーはHVが欲しいのに買えない状況でした。

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日産ユーザーが欲しがっている車をやっと販売したので、ある程度売れたのは当たり前ですが、これだけでは日産のファンしか買わない。

トヨタやホンダなど他メーカーからノートe-POWERに買い替えている人も多く、他のHV車とも比較して購入した筈です。

ノートe-POWERの価格は190~267万円、トヨタアクアは178~253万円、フィット ハイブリッドは169~241万円で競合しています。


価格帯はノートe-POWERの方が高めでトヨタやホンダHVの方が実績があるのに、どうして消費者はノートを選んだのでしょうか。

ホンダの上位車のフリード ハイブリッドは225~315万円、トヨタプリウスは242~404万円と価格帯が大きく違い比較対象になりません。

大きさとしてアクアやフィットはガソリン車の「1Lクラス」に相当し、昔なら100万円程度でした。


経済車としてコンパクトHVカーを購入して元を取るには、年間かなり走りこまなくてはならない。

たとえばトヨタパッソという車は115~183万円 でエンジンはガソリン1L、e燃費によれば実走で15㎞/L以上は走ります。

アクアは178~253万円なので差額は65万円前後で、やはりe燃費で実走22km/Lというところです。



経済性だけならガソリン車が優れている

仮に月1000キロ走行するとパッソは66.7L、アクアは45.5Lで21.2L違い、ガソリン代は150円/Lとすると差額は3180円パッソが多くなります。

年間でパッソは3万8160円多く支払い、5年間乗ると19万800円になります。

車両価格の差額65万円には遠く及ばないが、5年後の下取り査定はアクアが40万前後高いので、5年間の支払額はなんとか同じになります。


だがもし月間距離が500km程度ならアクアのほうが5年で10万円多くかかり、しかも車体を傷つけないことが条件です

この手のエコカーではHV車よりも少し小さいガソリン車のほうが結局安く乗れるという例です。

支出を減らすためにコンパクトHVを買うのはナンセンスなので、購入する人は「プラスアルファ」を期待します。


期待するものは人によって違いますが、最新技術を投入した車に乗っているというカッコよさだったり、安い1L車にはない付加価値だったりします。

イメージも重要で性能や品質価格が同じようなホンダフィットは、リコール騒動で大きく販売が落ちてリーフやアクアと競争になっていません。

EVの上位車リーフにガソリンエンジンを追加したのがノートe-POWERで、エンジンを追加したのにノートの方が安いので、なんだか得をした気になるかも知れません。


一方のアクアは最近上位車プリウスの売れ行きや評判が落ちていて、下位車種のアクアのイメージ低下も招いている。

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