ロンドンのカレーショップはインド流
punjab
画像引用:バターチキンカレー - ロンドン、Punjabの写真 - トリップアドバイザーhttps://www.tripadvisor.jp/LocationPhotoDirectLink-g186338-d720360-i157237839-Punjab-London_England.html



カレーの海外進出が本格化

一時期頭打ちになっていたカレー市場が最近再び盛り上がりを見せ、海外にも日本式カレーとして進出しています。

中国では日本式カレーを家庭で作るのが大ブームで、ハウスやSBのカレールウがスーパーで大量に売られている。

ハウス食品は中国のカレー人気で生産が間に合わず、浙江省平湖に新工場を建設し1か月400万個を増産可能にしました。

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人気はバーモンドカレーだが中国人の好みに合わせて甘みを増し、カレーが黄色い色になるようにしてある。

一方のSB食品は中国のカレールウ工場閉鎖を決めたが、これは福島原発事故の影響で日本から原料を輸出できず、品質を維持できないためとしている。

ハウス食品傘下の「カレーハウスCoCo壱番屋」も中国本土や台湾・香港などに出店している。


創業者の宗次徳二は2015年に保有株をハウスに売却して引退し、CoCo壱番屋は約150店舗の海外店を展開している。

日本周辺の東アジアや、タイなど東南アジア、日本人が旅行に行くハワイ・米本土が中心でした。

2018年中にロンドン、3年以内にインドにも出店すると発表しています。


もともと日本のカレーはイギリスから伝わったもので、インドを占領した東インド会社の輸出品としてカレースパイスが日本にやってきました。

イギリスにも当然カレーがあったわけで、ロンドンにもインド料理店やカレーショップが存在します。

イギリスにはインド人やバングラデシュ人、パキスタン人が数十万人住んでいて、インド流の本格スパイスを使ったカレーを出しています。



インドからイギリスを経て日本に伝わった

インド人などに言わせると日本式カレーは甘いそうで、インドではもっと辛いスパイスをライスとかき混ぜて食べる。

またインドではごはんではなく「ナン」をカレーに浸けて食べたり、パンを一緒に食べたりもしている。

そうした本格カレーが存在するロンドンでCoCo壱番屋がはたして通用するかは興味深い。


ココイチのようなカレーチェーンは現在では珍しくないが、以前はスパイスの安定確保が難しいとされていました。

実際ココイチでも大量のスパイスを確保するためハウス食品と協力し、結局ハウスの子会社になりました。

それほどスパイスの確保は大問題で、日本では原料の香辛料を大口購入者であるハウスとSBが握っている。


ハウスとSBは独占商品であるルーの安売りをせず、香辛料としても安売りしないので大量に購入しても安くしてくれない。

インド圏やイギリスのカレーは店舗でスパイスから作り上げるので店ごとに味が違い、日によっても違うはずです。

対して日本のカレーチェーンは煮込んでレトルトにしたものを店舗で温めて出すので味はいつも同じです。


ココイチとかではカレーを鍋で煮ていますが、実は温めているだけで店で作ってはいません。

だがら日本式カレーはチェーン展開が可能で、チェーン店でなくても必ずSBかハウスのルーを使用しています。

手作り本格派のインドカレーに対して、大量生産で安価に提供が可能なのが日本式といえるでしょう。

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