ボルボが始めた定額制、車を売るのをやめてユーザーにサービスを売る
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画像引用:https://assets.volvocars.com/jp/~/media/japan/images/buy/sales/finance/smavo2/hero_pc_3



自動車を共有する時代

多くの人で自動車を共有したり、車を所有せず借りるカーシェアリングで、自動車の販売台数が大きく減る可能性が出てきています。

少し前まで40%減だった将来予想は50%減になり、最悪のケースでは80%減少するという予測も出てきている。

日本におけるシェアリング車両の総数は200万台で年20%以上の増加が予想されています。

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2020年代にシェアリング車両は400万台になっていて、8000万台以上の総車両数から見るとごく一部です。

だがシェアリング車両の稼働率は自家用車の何倍も高いので、シェアカーが1台増えると自家用車が何台も減少します。

もし都市部のほとんどの車が自家用車や社用車からシェアカーに転換したら、都市での車の台数は2割くらいに減る可能性があります。


田舎ではカーシェアやレンタカーの拠点が少ないが、「カーリース」がどんどん普及してきています。

カーリースはオリックスなどのリース会社から車を数年間借りる契約をして、期間満了したら清算します。

支払いコストが事前に分かるのが強みで、自家用車のように「事前に思っていたより高くついた」ような事態が起こりにくい。


多くは車検などの費用がセットになっているので、月2万円の契約ならユーザーは燃料代などだけを負担すれば良い。

メーカーによるカーリースも行われていて、ボルボは「定額制乗り放題」を始め、10年後には自動車の半分を定額制にする目標を立てている。

これから自動車販売の減少が予想される中で、メーカーはユーザーの囲い込みや、販売以外の収益を確保しようとしている。



自動車を「買う」人は居なくなる

今までの自動車販売はメーカーは「売ったら売りっぱなし」で売った車がどうなろうが関係なかった。

だが売らずにリース契約することでメーカーとユーザーは直接つながり、永続的なサービス需給関係になる。

多くの車は5年以内に買い替えられているが、数年ごとに新しいモデルにチェンジすれば顧客をずっと逃がさなくて済む。


携帯電話やスマホの契約ではあの手この手でユーザーを確保し、逃がさないようにしているがそれと同じになる。

ユーザーは日産やホンダの車を「買う」のではなく、リース契約して数年ごとに契約更新するようになるでしょう。

軽の新車なら月2万、高級車なら月7万のような定額を支払い、車検や定期整備はその中からやってくれる。


こういう時代になったら個人や会社で自動車を購入して所有する人はほとんど居なくなり、自家用車はなくなるかも知れません。

リースやシェアカーの中古車が出回るので、そうした安い車を買う人は居るが新車市場はなくなる。

リースは1人で1台を使用するがシェアカーやレンタカーは複数人で共有するので、自動車台数が減るでしょう。


軽くて4割、最大80%以上も先進国の自動車保有台数や販売台数は減少する可能性が高い。

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