運営元は破綻してオーナーの借金だけが残った
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画像引用:女性専用シェアハウス運営会社、賃借料支払いを突然停止(2/2ページ) - 産経ニュースhttps://www.sankei.com/affairs/news/180121/afr1801210005-n2.html



スマートデイズは破産しオーナーに借金残る

スマートデイズのシェアハウス「かぼちゃの馬車」の問題発覚は2018年3月ごろで、早くも7か月が経ちました。

スルガ銀行の不祥事が次々に発覚し金融庁の行政処分が発表され、騒動は終息に向かっています。

世間の関心は急速に薄れているが、当事者のオーナー達はどうなったのでしょうか?

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おさらいするとスマートデイズはオーナー達から一人数千万円から数億円もの投資を集めてシェアハウスを建設しました。

スマートデイズとスルガ銀行幹部は裏でつながっていて、申し込むと無審査で1億円を融資してくれたそうです。

それは良いのだがシェアハウス「かぼちゃの馬車」の運営はずさんで、一度も利益を出していなかった。


同社はオーナー達から新たな投資を集めては運営や建設資金に充てて、儲かっているように偽装していました。

スルガ銀行はこうしたことを知らなかったと言っていましたが、お金の動きに目ざとい銀行が知らない筈はないです。

スルガ銀行は融資の焦げ付き懸念が出て新規融資を渋り始め、資金源を失ったスマートデイズは経営破綻しました。


ここからが問題でスマートデイズが会社更生法や破産法を適用されると、オーナーへの支払いは免除か減額されます。

破産した会社の資産をオーナーで分配しても取り分はほとんどゼロな訳で、家賃支払いなどの契約も解除されます。

一方で会社が破産してもオーナーとスルガ銀行の融資はそのままで、1億円もの負債を背負ったサラリーマンも居るそうです。



オーナーたちの負債はどうなる?


スマートデイズがオーナーたちに説明していた建設費用などはほとんどウソで、かかった費用の2倍以上も支払わせていたそうです。

実際の建設費が他業者の見積もりで5000万円だったとしてもオーナーには1億円と説明してスルガ銀行から1億円を借りさせていました。

オーナーは物件を売却できるがもともと2倍割高だったので、中古では購入価格の4分の1とかでしか売れないでしょう。


オーナーたちはスマートデイズから家賃の支払いを受けたり、物件から収入を得ているが、到底負債を払えるほどではない。

通常の不動産融資では全額ローン(フルローン)はないが、スルガでは1億円フルローンで貸し付けたそうです。

金融庁はこうした事態を重く見てスルガ銀行に債務減額の要請をし、債務者と話し合っています。


金融機関は返済困難者に4分の1程度の債務減額を認めることがあるが、この場合は売却しても4分の1程度の債務が残りそうです。

かぼちゃ騒動でスルガ銀行自身の経営も危うくなっており、大判振る舞いで債務減額はし辛い。

オーナーらは弁護団と協議して裁判に持ち込まれ、裁判外紛争解決手続き(ADR)で和解案が示される。


どの程度の減額が認められるか分かりませんが、4分の1から半額程度が認められるかも知れません。

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