時価総額は2017年に700兆円を超えた
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画像引用:[PDF]株式時価総額の推移(東証)http://www.shouken-toukei.jp/statistics/pdf/02_02.pdf


時価総額ではバブルを超えた

日本の株価は日経平均で表すと1989年の3万8957円が史上最高値で、現在は2万2千円台になっています。

バブル崩壊後の最安値は2009年の7054円、東日本大震災の2011年の最安値は8,135円でした。

多くの人のイメージでは2011年のほうが経済混乱していた記憶があると思いますが、株価は既に大底を打っていました。


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現在は史上最高値の3万8千円の3分の2にも到達しておらず、日本経済の回復にほど遠いように見えます。

だが基準を「日経平均株価」ではなく時価総額や配当金込み株価に変えると、すでに過去の最高値を上回っています。

まず東証時価総額ですが2017年末は701兆円と日本のGDP551兆円を大きく上回りました。


バブル全盛期の1989年末の東証時価総額は590兆9087億円だったので、既に「バブル全盛期」を上回っています。

1989年の日本のGDPは約3兆ドル(405兆円)なので時価総額はGDPの約1.46倍でした。

2017年の日本のGDPは551兆円で時価総額は701兆円なので1.27倍、GDPの何倍かという点ではバブルに届いていません。


時価総額の比較では2017年から18年にかけて、ほぼバブル全盛期に到達したと言えるでしょう。


配当金込みの株価は2018年10月に3万8400円に達した
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画像引用:指数情報 - 日経平均プロフィルhttps://indexes.nikkei.co.jp/nkave/index/profile?cid=3&idx=nk225tr



配当金込みの日経平均は3万8000円

時価総額ではかなりいい線まで行っていますが、株価そのものはバブル全盛期の3分の2以下に留まっています。

これは上場企業数や株式発行数が増えたので、悪いことではないが超えていないのも事実です。

株式を発行すると投資家は株価に基づいて売買するが、「配当金」というものを受け取れます。


企業は株価が高い時は低配当だが、株価が低い時は投資家を食い止めるため配当を高くする傾向があります。

つまりバブル期の株式配当はとても低かったので、投資家は見かけの株価ほどは儲かっていませんでした。

その後株価が低迷したら配当金額が高くなったので、投資家は見た目の株価よりは多くの金額を受け取りました。


投資家にとっては株価が半額になったとしても、埋め合わせる配当をしてくれれば同じ事になります。

「日経平均トータルリターン・インデックス」は配当金込みの日経平均指数ですが、2018年10月に3万8400円をつけました。

現在は米中貿易の不安などで3万5000円台になっていますが、1989年の3万8957円に並びかけています。


1989年当時も多少の配当金があったので、両方を配当金込みで計算すると、ハードルはもう少し高くなるでしょう。

現在はバブル最高値「3万8900円」とは開きがあるものの、中身を考慮するとほとんど同じ水準になっていると考えられます。

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