2014年に防衛省が説明していたUUV構想
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画像引用:http://kuon-amata.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/08/13/26uuv_1.jpg



自衛隊の大型水中ドローン

防衛省は中期防衛力整備計画(中期防)に大型水中ドローン(無人潜水機)の開発を盛り込むと報道されています。

自衛隊の水中無人機あるいは無人潜水艇開発は2014年ごろから話題になっていて、アメリカやイギリスと共同研究しているようです。

最近実用性の高い民間用無人潜水艇が開発され、軍事用としても実用段階に達しつつあります。

軍事用と言っても潜水艦や潜水艇の任務の99%以上は哨戒活動なので、やることは海中探査に似ています。

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海底の地形を捜索したり、海中に不審物や変わったものがないかを調べることが任務の大半になる。

軍事用だからといって魚雷やミサイルを搭載する必要はなく、一定海域を探索して結果を報告してくれれば良い。

あるいは他国の潜水艦などを探知した時だけ、浮上して知らせてくれれば充分役に立つでしょう。


防衛省は中期防に盛り込むのは「海中を自動航行して情報収集する大型の水中ドローン」だとしています。

民間用のこうした水中探査機はすでに実用化されていて、日本でも運用されている。

自衛隊の隊員不足などを背景に、自衛隊員が搭乗しない無人装備を重視していると説明している。



UUV構想が現実に


川崎重工は2015年ごろからイギリスの大学と水中無人機を共同研究していて、最近実証試験に成功しています。

川重の無人機(UUV)はパイプラインや海底ケーブルのメンテナンス用とのことで、自衛隊と直接の関係はない。

だが川崎重工は国内潜水艦2社の1社であり、水中ドローン計画にも当然参加することになる。


川重のUUVはケーブルなどでつながっておらず、データ送信のために浮上する必要がない。

充電ユニットと水中でドッキングして充電でき、データ送信もそのように行われると推測できる。

防衛省が開発するUUVの詳細は不明だが、水中で1週間以上活動でき、浮上せず遠隔操作やデータ送信できると言われている。


UUVはアメリカでも民間用に実用化されていて、米軍も南シナ海などで使用している。

自衛隊は以前開発中の小型UUVを公開した事があり、外見は「魚雷」そのものでした。

考えてみると人が乗らない小型潜水艦とは魚雷そのもので、爆薬のかわりに探査機材を積むと無人探査機になります。


魚雷は3m前後ですが大型水中ドローンはおそらく10m前後はあり、高度な探査能力を持ち30日間程度は活動可能でしょう。

人間が乗っていないので電池切れにならない限り帰港する必要がなく、動かなければあまり電池を消耗しません。

2014年ごろに防衛省は、将来そうした無人潜水機を開発したいという方針を説明していました。

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