日産に開発させたEVの技術で作ったルノー「ZOE」
金は日産に払わせて技術と金はルノーが受け取っている
Renault-Zoe-2017-white
画像引用:https://res.cloudinary.com/carsguide/image/upload/f_auto,fl_lossy,q_auto,t_cg_hero_large/v1/editorial/Renault-Zoe-2017-white.jpg



ルノーは日産のお荷物だった

日産のゴーン会長逮捕で注目されているのが企業文化で、日本は企業倫理が低いと指摘する人もいます。

だがゴーンを送り込んできたルノーのフランスを見ると、企業倫理が高い国とはとても思えない。

ルノーは日本ではありえないフランス国営企業で、政府が30%の議決権を持っています。

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株式保有率は15%だが、安定株主の議決権を2倍にする国内法によって30%の議決権を得ている。

ルノーの経営はとてもルーズで万年赤字ペース、日産を買収した1999年ごろだけたまたま経営状態が良かった。

ルノーは戦前から国営と民営化を繰り返し、1990年まで公団で実質的な国有企業でした。


1996年に完全民営化し、その後数年だけは景気が良かったが、日産買収後はまた経営悪化しました。

そこでルノーが取ったのが日産から金を吸い上げる方法で、日産車をルノー工場で生産して日産に買い上げさせた。

日産の販売台数が増えれば増えるほどルノーが儲かり、生産拠点をどんどんルノー化していった。


日産車を評判が悪いルノー車として販売したり、日産車をベースにルノー車を作って販売したりした。

こういった業務提携は他社も行っているが、ルノーの異常性は日産の利益を減らしてルノーに付け替えていた点でした。

ルノー工場で日産車を生産する時や、日産車をルノー車として販売する時の取り分は、ルノーだけに有利になっていました。


最近ルノー車の品質や性能が向上しましたが、中身は日産車なので当たり前です。



日産に依存しているルノー

日産はルノーとの関係を断ち切れば他社と提携が可能になり、ルノーと対等になればルノーに金を吸い上げられなくても済む。

ルノーにとって日産は「たかり」の対象で、日産にとってルノーは疫病神でした。

車体やエンジンの共通化についてもルノーは日産の技術をタダで巻き上げてEVを販売し、その費用は日産に支払わせた。


こうしてルノーは経営危機を脱したのだが、日産に絶縁されたらまた元のゴミ企業に逆戻りするでしょう。

問題は共通化や提携と言っても「金を出すのは必ず日産」「金を受け取るのは必ずルノー」になっていた点です。

これにはフランス政府のごり押しも影響していて、政府の影響力を盾に一方的な支配体制を構築しました。


だからゴーンは日産の独裁者になれたのであり、報道では不正資金が120億円に達していた可能性があります・

そろそろ日産はルノーやフランス政府との関係を断ち切るか、日産主導の提携に転換するべきです。

ルノーやゴーンが日産を立て直したのはもう20年前の話で、今はただのお荷物です。

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