熱狂ぶりとは裏腹に、国民党勝利の原動力は「どうせ中国に勝てない」という無気力だった
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画像引用:中央社フォーカス台湾http://img5.cna.com.tw/Japan/Photos/JpnNews/201811/20181127160441.jpg



台湾地方選で与党民進党が惨敗

24日投開票の台湾の統一地方選で与党の民進党が大敗し、野党の国民党が議席を伸ばした。

国民党は中国寄り、民進党は独立を主張していて中国はこの結果を歓迎している。

選挙には中国の介入が目立ち、高雄市長に当選した韓国瑜は露骨に中国指示を訴えていた。

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台湾と言えば冷戦時代に西側陣営として中国と対峙したが、今は昔で国民には無気力が蔓延している。

台湾は2010年代に徴兵制を廃止したが、好条件にもかかわらず応募者は少ない。

「どうせ中国に勝てない」という考えが国民に広がっているからで、高尾市長に当選した韓国瑜のように「中国に従おう」という政治家が人気を得ている。


台湾で自由選挙が始まったのは1987年に政党の結成が認められてからで、それまでは一党独裁でした。

その国民党も1949年に中国共産党との内戦に敗れて、台湾に逃げ込んだ「侵略者」でしかないという歴史がある。

その前は日本、その前は清や明やオランダ、スペインなどが統治した時代があり、統治者が入れ替わってきた。


台湾には日本が高砂族と呼んだ先住民が最初から住んでいて、後から大陸の人間が移住してきた。

台湾の人口は2400万人で先住民の人口は54万人なので、先住民の比率は2.2%しかない。

沖縄の人口に占める琉球人の比率は80%(100万人)以上で、日本本土にも同じくらい住んでいるのとは大きな違いがある。



国民党も支持されない理由

沖縄のように「単一民族」なら独立運動も起きるかも知れないが、人口の98%が大陸移民で台湾人といっても中国人なのです。

独立を掲げる民進党がもうひとつ支持を伸ばせない背景にはこんな理由があり、経験や歴史の浅さもある。

戦前から存在する国民党には豊富な実績や人材があり、実務や外交などに強い。


いわば日本の自民党と野党のようなもので、民進党は「良いことは言うが何も実行できない」と思われている。

その民進党内部でも独立1枚岩ではなく、中国との統一や中国との共存を図ろうとする人も多い。

そこで蔡英文政権は独立反対派に配慮して主張を弱めたが、これで熱心な独立派の支持も失ってしまった。


ではこのまま国民党が日本の自民党のようになるかと言えば、国民党には暗黒の歴史がある。

日本軍がやったと中国・台湾が主張する「南京事件」は当時の国民党軍(=現在の台湾軍)の犯行であると、日本側の記録で明確になっている。

当時国民党は日本軍から逃げ回っては村々を襲い、略奪したり放火して「日本軍がやった」と言いふらす戦略を取っていた。


中国人から略奪ばかりしていたので支持を得られず共産党に負け、台湾島に逃げ込みました。

国民党軍は台湾に逃げ込むとさっそく住民弾圧を始め、数十万人がなくなったとされています。

台湾人からすると民進党は口だけだし国民党はクズだし、ろくなのが居ないという事になる。

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