含み損があると世の中すべてが「敵」に見えてくる
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投資依存症患者とは

最近ビットコインのような仮想通貨が大暴落して、また多くの投資家が破産したようです。

またトルコリラとか南アランド、メキシコペソのような高金利通貨でも大損した人たちがいます。

冷静に考えれば損失が出たら損切りすればいいだけの話で、破産するまで入れ込むのは理解出来ません。

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だがある程度投資経験が長い人は誰でも「理性を無くす瞬間」に直面したことがあると思います。

ある人は「冷静な人は投資なんかしない」と言い、別な人は「投資をすると頭が空っぽになる」と言いました。

投資で自分の金がかかると、少し利益が出たら天に昇るような気分になり、少し損をするとこの世の終わりのように感じます。


投資は1回の掛け金が無制限なので、パチンコや競馬の何十倍も気分が高揚し、アドレナリンが噴出します。

最近依存症ということが良く使われていて、消費者を依存状態にして金を使わせるのが問題になっています。

パチンコの何十倍も興奮する投資でも依存症は起きるわけで、朝起きたらチャートをみないと手が震えるようになってきます。


仕事中も自分が買った投資商品が気になって、トイレに行くふりをしてスマホでレートを確認したりします。

このような人は「投資家」ではなく立派な依存症患者で、業者に操られて金を使っているだけです。



冷静に考えれば損などしないが

ここで「冷静に考えれば損などしない」という言葉には、「冷静だったら投資などしない」という矛盾があるのに気づきます。

冷静な人がパチンコや競馬をしないのと同じで、投資をしている時点ですでに冷静ではないのです。

投資する人は誰でも「あわよくば大当たりで大儲けしてやろう」と考えているので、心の中はパチンカーと同じです。


たとえば投資で自分の資産の5%や10%が含み損になったと仮定します。

冷静に考えれば「たった10%」でしかないが、自分がその立場になると5%ですら大変な苦痛を感じます。

10%ともなると自分の子供が車にはねられたように感じ、50%なら自分が末期がんを宣告されたように感じるでしょう。


それほど投資の損失で味わう苦痛は強烈で、なんとかしてその地獄から逃れたいと投資家は考えます。

そして取る行動は必ずナンピンや追加入金でその場をしのぐことで、どうしても5%や10%の含み損を損切りできません。

資産の10%以上の含み損を抱えると、多くの人は夜寝れなくなり一瞬も投資のことを忘れられなくなります。


家族ですら「敵」に思えてきて被害者意識の塊になり、家庭や仕事も自分から壊してしまいます。

運よく相場が回復すればいいのだが、そのまま損失が増え続ければ破産して全財産を失います。

こうした人が投資の世界ではゴロゴロしていて、みんな冷静さを失って全てを失いました。

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