せめて見た目がまともなら良かったが
2017-toyota-prius-two-hatchback-angular-front
画像引用:https://st.motortrend.com/uploads/sites/10/2017/05/2017-toyota-prius-two-hatchback-angular-front.png



プリウスの大失敗

一部自動車メディアによるとトヨタはプリウスを現行モデルで生産終了し、モデルチェンジしない。

代わりに好調なSUV型を開発して、実質的な後継モデルにする。

現行モデルの販売は不調で米国では最盛期の半分、月平均8000台程度になっている。

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国内でも2010年に月2万6千台売れたのを最高に、現在では月平均1万台以下と落ち込んでいる。

代わりに売れているのがアメリカではSUVで、3リッター以上のピックアップトラックが上位を占めた。

トヨタ車で売れているのはRAV4、カムリ、カローラ、日本車ではCR-V、シビック、アコード、ローグ(キャシュカイ)、アルティマが15位以内に入った(2017年)


プリウスはシビックやキャシュカイより売れていないし、アメリカではHV車自体が売れていない。

テスラのようなEVが売れたのは高性能車としてで、アメリカでは経済性や低燃費は求められていない。

日本ではプリウスより一回り小型で5ナンバーのアクア、ノートe-POWERにHV経済車が移行している。


巨大なエコノミー車

C-HRのようなSUVやアルファードのようなミニバン、クラウンのような高級車HVもそれぞれ売れている。

この中でプリウスの位置づけがあいまいで、経済車でエコノミーで低燃費を謳いながら、車体が大きく重い。

エコノミー車なのに250万円から350万円もして、その割に内装や車のできがチープで馬力もない。


車体重量1.4トンで最高出力約150馬力、燃費は37 km/Lだが実際にはその3分の2しか走らないのが常識です。

節約のために経済車を買う人はアクア(178万円から)かパッソ(117万円)を買うでしょう。

トヨタ車として軽自動車のピクシスエポック(ミラ イース)も売られていて、84万円から買えて維持費が安い。


経済車としてプリウスを選ぶ理由が皆無で、高級車にしては安っぽく、走行性能は低レベルです。

旧型は社用車が多かったが値上げして企業は買わなくなり、現在プリウスに乗っているのは70代以上の高齢者が多い。

旧型でそこそこだったデザインは現行型では多くの人から「最悪」と評価されている。



HVシステムの限界か

現行プリウスは「巨大なエコノミー車」というコンセプトから間違えているうえに、見た目が気持ち悪い。

HVは小排気量で非力な車の燃費を伸ばすのに向いているが、スポーツカーや大排気量車には不向きです。

モーターとエンジンの出力を調整して駆動力に使うので、500馬力や1000馬力にはできない。


高級車には使わなくとも300馬力前後の出力がステータスで、オーナーはその為に大金を払っている。

HVシステムは2L以下クラスの非力でも良い車には向いているが、高級車やスポーツカーとしての付加価値をつけにくい。

この点はPHVの方がモーター出力さえ上げれば500馬力以上のような高出力を得られる。


プリウスの限界はHVシステムの限界も示したといえる。

同時に現在もてはやされているテスラやドイツ「ビッグ3」のEVやPHVも、経済車としては問題がある。

EVはガソリンを消費しないが車体価格は500万円以上で、小型ガソリン車より不経済になる。


このように考えると予算に限りがある消費者のほとんどは、理想的なEVやPHVよりも、安価な小型ガソリン車を選ぶでしょう。


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