寿町の簡易宿泊所、狭いが個室なのでプライバシーは確保される
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簡易宿泊所でまた火災

1月4日の朝、横浜市寿町の簡易宿泊所「扇荘別館」の火災で2人がなくなり1人が重体になりました。

出火当時140人も宿泊していて、長期宿泊している高齢者が多かったとされています。

5階には車いすの高齢者が住んでいて、逃げられなかった可能性があります。

今回の火災は古い木造家屋ではなく10階建てビルで、外観は窓が多いほかは普通のビジネスホテル風に見える。

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他の階にも多くの高齢者が住んでいて、この建物は高齢者の居住施設になっているのが判明しました。

大阪のドヤ火災でも身寄りのない高齢者が多く居住していて、老人ホームのようになっていると報道されていました。

入居者の多くは60歳以上の生活保護受給者で、仕事はしておらず支給された金額で生活している。


自治体が出す住居費は限られているが、こうした簡易宿泊所の月額は生保の上限内に収められている。

多くの賃貸物件では高齢者の入居を嫌がり、65歳以上になるとほとんどが入居を拒否すると言われている。

理由は事故物件になったら大家負担になり、その部屋だけでなく建物全体の価値が下がってしまうからです。



行き場のない高齢者が集まる

民間賃貸物件に断られた高齢者は公団住宅に入居するが、競争率が非常に高いのでほとんど入居できない。

URは高齢でも断られないがどの地域にもあるわけではなく、新しいURは家賃が高いので生保者は入居できない。

残る選択肢はドヤか収容施設だが、ドヤの方が個室なので老人ホームや施設より自由がある。


大阪の西成、東京の山谷、神奈川県寿町、神戸や広島、福岡、名古屋など大きな都市にはドヤ街が存在する。

ドヤ街の成り立ちは米軍の空襲で焼け出された人たちの仮設住宅で、復興期には労働者の宿舎になり、その後スラム街になった。

バブル崩壊後は高齢者の長期宿泊が増加し、最近は外国人観光客にも宿泊費の安さで人気がある。


宿泊費は長期宿泊は月額5万円前後が多く、一日だと2000円以内が多い。

マンションやアパートと違ってホテル扱いなので、保証人や審査がなく1か月分の家賃を払えばすぐ入居できる。

最近はNGO団体と組んで生保手続きまでやってくれる宿舎があり、「生保待ち入居可」などと書かれている。

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